SLIDER 場外乱闘・番外編 “20”という数字がもつ意味。

 おかげさまでSLIDERも今号で記念すべき“20号”を迎えることができました。これも読者のみなさま、関係者のみなさまのお力添えあって成し得たこと。本当にありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。
 気がつけばSLIDERも創刊してまる5年。本当に月日が経つのは早いものです。われわれスタッフもそれなりに歳を重ね、エディター、広告営業マン、そしてデザイナーとまさに中年スタッフがメインのチームであります。それにしても驚くべきは、SLIDER創刊の構想段階である5年半前から誰ひとりとして抜けたスタッフがいないということ。絆だ、友情だ、なんていう感情的な関係はなく、いたってドライに仕事をこなす面々ではありますが、それでもそれぞれにSLIDERへの想いを持っているのかなー、と自分は勝手に推測する今日この頃です。ただし、中年スタッフたちがゆえに疲労困憊、回復能力悪化など仕事に支障をきたすことも多々あり、最近では20代の若手男女スタッフふたりがわれわれの介護をしてくれるという有り難い現状もお伝えさせていただきます。
 話がずいぶんと脱線してしまいましたが、まぁこれからもSLIDERは中年スタッフ + 主張あるヤングガンズたちで誠心誠意、雑誌作りに邁進いたします、という決意表明をここにしたく思うのです。ということで、記念すべき20号のスペシャルフィーチャーは、時にビターで時にスウィートな“Chocolate Skateboardsの20周年を祝う一大特集”であります。OGライダーに若手ライダー、そして裏方スタッフの証言をとおして、同ブランドの過去・現在・未来を紐解いていきます。ということで、なんだか“20”という数字が偶然重なった記念すべき今号のSLIDER。ぜひぜひご一読頂ければ幸いです。