Special columns written by skaters
スケート識者たちが執筆するスペシャルコラム
KENJI TANAKA

酒盛りとセメント盛りがDNA配列に組み込まれたSK8スカム。
酩酊状態がシラフよりも長い、西●敏行ちょい似のお茶目さん。
必殺技のクレイルスライドは、最近お腹が邪魔して切れ味悪め。

第10回:ロブ太郎

 久しぶりぶりのコラム(?)です。タイトルを見て、何のこっちゃ? とお思いになった方もいらっしゃるかと思います。東京、大阪、仙台、千葉、茨城、その他でもタイミング良くこのロブ太郎の名前を聞いたり、または直接本人に会った人はまださほどいないと思います。このどちらもファーストネームのような…と言うよりどちらもファーストネームなのですが、この“ロブ”と“太郎”というふたつが並んで同時に呼ばれるという意味不明な事態は普通は起こりません。なぜファーストネームがふたつ並んでしまったのか? それは彼がふたつの国籍とふたつの名前を持つ男だからなのです。国籍はアメリカと日本。名前はアメリカではロバート・ミセリ(通称ロブ)、日本名は母方の旧姓である早瀬が苗字で太郎が名前。今年の春に、突然東京から茨城に流れついた彼はオレの家で暮らすことになりまして、いろいろ話を聞いているうちにミドルネームとして太郎を持っているというじゃありませんか。どっからどうみてもハーフの顔をして太郎はないだろー、ということでその日から太郎と呼ぶことにしました。そして、いつからかロブと太郎が合体して“ロブ太郎”と呼ばれるようになるのでした。
 このロブ太郎くん、実は単なるハーフ留学生(すでにドロップアウトしてますが)ではありません。何とスケボーが超上手いのです。彼のアメリカの出身地、ニュージャージーはマイク・ヴァレリー、クリス・パストラス、フレッド・ガルなど数々の有名スケーターを輩出した場所であります。ロブ太郎も子供の頃から路面の悪いニュージャージーと、そこから近いニューヨークのストリートですくすくと育ったわけであります。物心がつくと、子猫のような好奇心で廃墟などを探り始めます。これはスケーターならどこの国でも当てはまるのかもしれません。工藤雄三やリッチ・アドラー、村岡洋樹らが作った“8:06”でしたっけ? これも都内某所の廃墟で行われたプロジェクトですが、ロブ太郎が見つけた廃墟は何とひとつの建物ではなく、街そのもの。なぜ街が廃墟化したのかはロブ太郎本人から聞いてもらったほうが楽しいと思いますのでここでは話しませんが、アメリカの面白スケート情報サイトJenkemにて2年前に紹介されたものが当時すごく話題になっていたようなので、こちらのYouTube動画をどうぞ。


 
 7月に茨城で肩を脱臼(今年の冬にも反対の肩をいかれてます)してスケボーができないため、大阪の婆ちゃん家に滞在中の太郎。茨城に戻ってくるのか、それとも大阪に残るのか、またはまったく別の土地に行くのか誰にも分かりません(本人も含め)が、そんな先行き不明のロブ太郎の未公開映像がコチラ。


 
 現在潜伏中の大阪付近で見かけた方は、気軽に声をかけて遊んでやってください。生意気だけどいいヤツです。

rob_taro
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