下剋上


 「若手がすごい!」が常套句となった昨今の日本スケート事情。掘米雄斗を筆頭にヤングスケーターのエゲつない快進撃が連日巷を賑わせております。全国に点在する猛者たちと言いますか、関東を中心に層の厚さがハンパじゃない。
 自分は今でもスケーターを見る目線だけはキッズのままなので、イケイケなスケーターを見るのが大好き。そんな中でも自分好みのスタイルや贔屓目のスケーターは当然いるけど、基本うまい(ヤング)スケーターはできる限りチェックしてます。その一方で、嫌でも耳に入ってくるのが若手ディス。あいつダサいとか、スキルだけだとか、服装がどうこうとか…etc。アラフォーともなると流石にみなさん大人なんで、スキルフルな若手へのプロップスが無条件でありますが、30前後のいわゆる現役(?)でガッツリ滑っているようなスケーターがとかく若手ネタに過敏に反応するというか、裏を返せば若手の快進撃を脅威に感じているようにも捉えられます。
 そもそもスケートボードするのに年齢なんて関係ないんだから、18歳も32歳も同列で語られるべき。若いからうまいんじゃなくて、うまい若い人が多いだけ。スポンサーされているスケーターなんかは最たるもので、物品提供されている時点でセミプロなわけなんだから「あいつは若いから」なんて逃げ口上は通用しない。居酒屋で揚げ足とってないでコンテストで勝つなりフルパートを発表するなり、スキルで立証して欲しいものです。てか、自分がティーンだった頃の姿を思い浮かべてください。最近活躍している10代スケーター並みのスキルありましたか? アクティブに活動していたんですか? スポットシークしてたんですか? 服装もお洒落だったんですか? 
 ブラインドサイドもしかりというか、若手ってことだけが謳い文句になっているヤングスケーターもいますね。若いだけが取り柄で肝心なスキルが欠けているスケーターも、若くなくなったときに苦労するというか、インパクト勝負系(aka 印象派)かレセプション盗撮オジさんにならざるを得ないので(なるのは自由ですが)、やはりスケーターならTWIGY(“証言”)の言う通り「毎日磨くスニーカーとスキル」は徹底したいものですね。と友人のヤ⚫マーが熱く語っておりました。

─KE

 

Nixon x C.R. Stecyk III
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