RISKY BUSINESS


 
 「1プレー目から潰せ」、「やらなきゃ意味ないよ」。こんな叱咤激励があればもっとハンドレールに突っ込めたかも! なんて自分がプレイヤー側としてハンドレールを攻めていた20歳当時の頃を思い出しました。
 スケートの撮影でもっとも緊迫する瞬間といえば、なんといってもハンドレール。稀にヒース・カーチャートのように孤高に立ち向かっていく者もいるけれど、仲間と切磋琢磨しながらヴァイブスを上げていくスタイルでハンドレールに対峙するといったスケーターが多い。そんな緊迫の現場において、日本人とアメリカ人の決定的な違いについて今更ながら気がついたのが、撮影現場に同行したスケーター仲間の立ち振る舞い方。一言でいうとアメリカ人のほうがアゲ上手。どういうことかと言うと、いざハンドレールに入ろうって仲間への気遣いというか、叱咤激励の言葉をかけたり周囲の交通整理だったりなどハンドレールに挑むスケーターのストレスを軽減するために最大限のアシストをする。一方で日本人に多いのが、ハンドレールに入りもしない仲間のネガティブ発言。「うわぁ、でけぇ〜」とか「アプローチ微妙」とか、当事者がナーバスになるような言葉を外野が無神経にこぼすことが多々ある。大雑把だけど、アメリカ人の場合はメイクするのを前提に話が進んでいるのに対して、日本人の場合はメイクできたら御の字ぐらいの雰囲気があるように思える。とはいえ、不用意な発言で事故につながるケースもあるのでアゲ方も難しいところではありますが。
 最近も、顔着で血の海を作らせてしまった経緯があるので何か言える立場ではないのですが…。「信じていただけないと思うが、私の指示ではない」

─KE

 

Nixon x C.R. Stecyk III
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