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アル中でもなく、電マ使わずとも震える珠玉のスケート動画
──スケート様式美

2018.05.10

 「クゥ〜〜、ふ、震えた!」。最近スケート動画の見過ぎで不感症気味になっていた感受性をジャンプスタートさせられた、とでもいいましょうか。
 Habitatのダリル・エンジェルの最新オンラインパート『D.A.R.Y.L.』がゲロ良かった。ダリルとは個人的に交友があるので贔屓目に見てしまっている部分もありますが、お世辞抜きでこのパートは素晴しい。一体ダリルは今回でいくつ目のフルパートを完成させたのだろうか。コンスタントにフルパートを出し続けなくてはならないという、気が遠くなりそうな作業をしているのがプロスケーター(日本以外の)。あの手この手を使って、見る側からのハイエクスペクテーションに応えるべくパートを毎回発表させていくわけですが、その難しさをプロ野球で例えるなら毎年4割近く打つようなもの(オジさんはすぐ野球に例えたがる)。
 さらに言うと、何が凄いかってその滑りのシンプルさ。とんでもない発想のトリックを披露したり、目を疑うようなサイズ感のスポットを攻めたりといった手法が多く用いられる昨今の潮流において、欧米人にしてはミディアムサイズといいますか、クレイジーなビッグセクションやトリックセレクションもない。オーリーや50-50といったスケート様式美とも呼べるクラシックなトリックを主軸にパートが構成されている。実はこのクラシックなトリックで魅せるのが散々擦られてきているため逆に難しかったりするので、今回はダリルにとってもかなり実験的かつ挑戦的なパートだったに違いありません。
 とまあ、勝手に熱くなりました。そろそろ「うるせ〜」って声が聞こえてきそうなので退散しますが『D.A.R.Y.L.』は必見です。久々にアル中でもないのにスケビで震えました。

─KE

 

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