THE SPLITS

 先日、adidas Skateboardingのジャパンチーム初となる映像作品“The Splits”が公開されたばかり。ここVHSMAGでも“関西万歳”や“The Taipei Ducks Tour”を手がけた映像作家のパトリック・ウォールナーがディレクターを務め、池田幸太、村岡洋樹、戸枝義明、熊谷一聖、宮原聖美、そして三本木 心の素晴らしいスケーティングを収録。
 自分が初めてadidas Skateboardingと仕事をしたのはジャパンツアーのアテンドをした2008年10月。協力して実現したツアービデオが世界に向けて公開されたのがうれしかったのを覚えています。その後、SLIDERやVHSMAGが立ち上がり、さらにadidasと仕事をする機会をいただくようになったのですが、その間、日本国内ではなかなかスケートプログラムが始動されずやきもきしていたというのが正直なところでした。
 それが昨年、チームマネージャーにローレンス・キーフを迎え、素晴らしいスケーターでチームを固めて日本のスケートプログラムが本格的に始動したわけです。そして、撮影・編集からスケーティングまで、クリエイティビティが凝縮した“The Splits”が公開。このような素晴らしい作品が完成したのもさることながら、個人的にテンションが上がったのは本作がadidas Skateboardingのグローバルアカウントから公開されたこと。というのも、adidas Skateboardingには本国のグローバルチーム以外にヨーロッパやアジアなど各地域にチームが存在するのですが、その映像作品は決してグローバルアカウントから公開されることはありませんでした。つまり、クオリティコントロールという意味でのハードルが極めて高いということ。“The Splits”がグローバルアカウントから公開されたということは、作品そのものとスケーティングの質が高かったことの証明です。そうして、Thrasherをはじめとする世界の主要メディアが本作を取り上げ、日本人スケーターの素晴らしい滑りが瞬く間に世界へと広がっていったのです。
 “The Splits”は日本のスケート史に刻まれるべき歴史的作品です。国内のスケートプログラムの本格始動を実現させたadidas Japanの担当者たちと、素晴らしいスケーティングで魅せたジャパンチーム、ひとまずお疲れさまでした! 今後の動向も楽しみにしたいと思います。

–MK

 

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