SLIDER 場外乱闘・番外編

こそどろ

 先日とある別会社の某有名媒体の編集者から電話があり、「スケートに関する記事を書きたいのだけど、こちらが希望するテーマで何かヒントをくれないか」と相談があった。本来であると商売敵、または競合にあたるから本音でいうと手の内は見せたくはない。しかし、友人でもあるしまぁヒントくらいならと思い、話に乗ってみたら根掘り葉掘りの質問責め。正直、心の中で「おめー、それ全部持っていく気かよ?」みたいな詮索をする自分の思いも芽生えてきたので、徐々に「うーん、知らないなぁ」と切り替えて返事をしながらも、オレって器がちいさいなぁと思いつつ決定的なヒントは与えずに電話を切った。
 後日別の友人と酒を飲みながらその話をすると「それってその編集者、仕事してなくね?」と真っ当なご意見が飛び出した。彼もあるメーカーでマーケティングをしているので自社のウェブサイトのコンテンツ制作をする機会が多く、ネタ作りにおける工夫と苦労を経験しているため、その便乗的な話には賛同できないようであった。自分が聞かれたのは1回や2回ではなく段々疑心暗鬼になるので、少し嫌な気分になりつつも「友人」ということで赦す自分もいた。世の中ギブ&テイクらしいけど、せめて友人くらいは無償のサポートを…と思いつつ何が正しいかわからなくなり、「もしかして向こうは友達とは思ってないのかもしれない」という思いのなか、結論は出ないままとなった。

 話は変わるけど、昔付き合っていた彼女の家の軒先に夜中に人が立ち入ったので捕まえたことがあった。彼女のパンティを被ったド変態野郎を取り押さえたと思い、暗闇で見えないので表の道路の街灯下まで連れていったら、パンチパーマにスラックスというビーバップハイスクールの山田敏光風な出で立ちで、目の前に品川ナンバーのベンツちゃんが停まっているのではないか…。短パン、Tシャツ、裸足で飛び出した丸腰のオレは、とっ捕まえたのはいいんだけど一瞬戸惑ってしまう。声を振り絞り、「近所の交番行くか?」と聞いたら意外と同意するではないか。待てよ、もしオレがコイツの立場なら…と思いをめぐらすと「拉致られる」と判断。免許証を求めて見せてもらった本籍と住所は関西地方。車は品川ナンバー? ますます事情が複雑化したので、最後に彼に「ウチに用事があるのか?」と聞くと「違う」とひとこと。「わかった。もう二度と来るな、約束できるか?」と自分が聞いたら「はい」と。その瞬間に免許証を戻し、彼は足早にベンツに乗り込み、アクセル全開で夜中の住宅街を去っていった。その日の明け方、彼女の家には◯暴がやってきたのは言うまでもない。

 今でも思う…あれはコソドロだったのか?
つづく

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