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チラリと見える制作過程の臨場感
──CREDITS

2014.10.17

 クレジットと聞いて真っ先に思い浮かぶのはクレジットカード。買い物の際に多くの現金を持ち歩く必要が無くなるので安心がゲットできるうえ、計画的なお買い物にはもってこいの優れもの。とはいえその手軽さのため、中にはむやみやたらに決済を連発してしまい、ちょっとした経済的危機に陥る愚か者もいるわけで、無計画な人には諸刃の剣的アイテム。

 そんなカードの話はさておき、このCredit(クレジット)という英単語、複数形で用いることで、出版物や映像作品等に使用された素材の提供者に口頭ないし紙面で表す敬意を意味するようです。で今回、何の話かというと、スケートビデオって大体本編終了後に「Credits」ということで、エンドロールと共におまけ映像が流れて終了となるわけですが、このCredits映像が面白い作品イコール、末永く楽しめる良作であるという法則があるよねってことが言いたいのであります。
 スケートビデオなんだからもちろんその内容の核となるパフォーマンスがイケててナンボなのは言わずもがなですが、本当にいつまでも楽しめる作品には、制作過程におけるその時々の臨場感が実にセンスよく組み込まれているような気がします。

 今回の映像を観てもらえれば分かりますが、街の陽気なギターオヤジとジャムるリック・ハワードは実にいい表情を見せています。流した板が走行中の車のタイヤにヒットして無傷で足元に戻ってきた時、おそらくジェロン・ウィルソンは身近に神の存在を感じたかもしれません。Blueprintの事務所らしきところでスケボーをたしなむ少年は今もまだスケートを楽しんでいるのかどうか。公園のブランコで遊ぶ少年が怪我しないように靴ひもをしっかり結んであげるダニー・レナウドの優しい一面などなど、すべてのビデオを良作たらしめる重要な素材の提供者の存在がありました。

--TH (Fat Bros)

 



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