CURTAIN CALL

かつてはジョン・カーディエルに代表されるような硬派なイメージを連想しやすいこのカンパニーですが、クリス・トロイのこのパートはその伝統を継承しつつ、テクニカルを併せ持つスタイルでブランドの可能性を大いに感じさせてくれます。
タイラー・サーリーはそこまでメジャーではありませんが、その超絶スキルで見事にトリを獲得。あらゆる環境において、誰もが納得のスキルを連発。何よりメイク後に待ち受ける仲間たちが大勢で喜びを共感する様が好感度大。そうです、マフィアはファミリーの血がもっとも大事なのであります。
その小柄な身体から繰り出されるスタンスの常識を超えたトリックの引き出しの多さに驚かされるのがゼレッド・バセットの最大の魅力。ストリートにインスパイアされて確立されたこのカンパニーの方向性を滑りで雄弁に語る本格的路上スタイル。
もう宇宙人。この言葉に尽きるでしょう。必死。決死。悲壮感というものがここまで美しいと思えてしまうのは僕だけでしょうか。Mr. エイリアン。ヒース・カーチャートのパートをご覧の際はパンパースと箱ティッシュをお忘れなく。
 昔からスケートとビデオ撮影は切っても切れないものですが、ここ最近はスケートをフィルミングして、それを映像作品として世に送り出すという行為が少し前に比べるとずいぶん身近なものになってきているように思われます。その理由として考えられることとしては、時代の変化に伴う機材の性能やパフォーマンス性が向上したことに加え、よりコンパクトで軽量な機器が安価で入手できるようになってきているという事実もあるのでしょうが、何よりスケートを楽しむ人が増えたこと、そしてそれに比例するだけ多くの個性がその表現の場を求めているということなのではないでしょうか。
 そして最近では、個人(法人も含めて)の作品に有名無名を問わず、数多くのスケーターが出演するという形式のものが主流になってきているように思われますが、やはりひとつのカンパニーの個性や方向性をを支えるために選び抜かれたライダーたちの、まさに血と汗で磨かれた作品であるパートにより編成されたチームビデオの見応えは格別なものがあります。とりわけ作品の最後を飾る、トリのライダーのパートというものは、あるときは大きく期待を裏切る(もちろんいい意味での)大抜擢があったり、大方の予想通りではありながら、その期待をさらに大きく超える素晴らしいパートを見せつける大物の存在感であったりと、それはまるで演劇におけるカーテンコールのようで、いつまでも観る側の人間の感覚を魅了して止みません。

 今回、そんないつまでも心に残る隠れ名トリパートのいくつかをご紹介。年輩の方の中には正直、最近のビデオリリースの頻度についていけないという方も多いかと思います。この数年だけでもこれだけのカンパニーを代表するような名パートが存在するワケですから、すべてをチェックするのは至難の業ではありますが、スケーターとして人生を謳歌する以上はいいものを素直にいいと思える曇りなき眼を持ち続けようではありませんか。

–TH (Fat Bros)

Nixon x C.R. Stecyk III
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