JAPAN TOUR

 adidas SkateboardingのSkate Copa Court Tokyoの映像がアップされたかと思いきやZoo Yorkの日本ツアー映像もアップされ、さらにはブランドン・ニューエンの”Tokyo”パートも公開されました。今年もどれだけのスケーターが海外から日本にやってきたのだろう。世界各地からこの島国を訪れ撮影した映像が発信されるのはなんだか嬉しいものです。多くの映像で、特に日本の都市部においてセキュリティや警察からのキックアウト(たまにバトル)の様子に見られる通り、やはり世界的に見て日本のストリートは厳しいイメージなのかと。それでもなお多くのスケーターが来日するのは、きっと僕らが当たり前すぎて気がついていない魅力や場所がたくさんあるということではないでしょうか。
 スケーターに限ったことではありませんが、海外から日本に来る人が増えたのは肌で感じてわかる程。上京したての頃から昨年まで僕は渋谷のとある飲食店で働いていたのですが、ここ5年くらいで外国人観光客に接する機会がグッと増えました。飲食店に限らず電気店、ドラッグストアにブランド店までインバウンド需要とやらを取り込むべく必死なのは周知の通り。そして我々が日々出入りするスケートショップやパークにも海外から来たスケーターがいるのももはや珍しいことではありません。今年3月にクローズとなった渋谷の宮下公園にも大小さまざまな国から多くのスケーターが訪れ、気の合いそうなヤツらとはいつものファミマ前や居酒屋で乾杯し、タイミングが合えば後日ストリートに繰り出すといったことも少なからずありました。彼らの多くは格安航空券で飛んで来て、Airbnbで借りた部屋を仲間とシェア。海外旅行がより身近になった現在、「世界が小さくなる」とはまさにこのことでしょう。
 ブランドのツアーやプロモーションで来日する有名どころのスケーターも格段に増えました。ひと昔前だと海外チームの来日というのは国内のシーンにおいて一大事でした。今や都内に複数のチームが同じタイミングで滞在していることも珍しくありません。僕がこれまで見た中で印象に残っているのは去年のadidas Skateboardingチームの来日。それはごく普通の平日、仕事終わりにいつものごとく宮下公園へ行くとそれはもう凄いメンツがスケートしているではないですか。そこで見たのはヘルメット着用が義務化され、それを嫌がるライダーと公園管理人の追いかけっこ。おそらくスケートのことをまったく知らない管理人は注意してもすぐにヘルメットを外し滑り始めるライダーたちを顔を真っ赤にして追いかけ回していたのですが、特にゴンズなんかはそれすら面白がるようにスケートしていたなぁ。もちろん、生で見るトップライダーたちの素のスケートは期待を裏切らない素晴らしいものであったのは言うまでもありません。そんな場面に遭遇したり、さらには同じ場所でセッションできる機会が増えてきたのは、じわじわと熱の高まりつつある国内シーンをさらに刺激する好機だと言えるのではないでしょうか。
 なお余談ではありますが、今年の3月にサンディエゴからフラッとやってきたトランジションキラーのクリス・コープ。偶然にも彼がアメリカへ帰国する直前の数日間、仲間を交えて行動をともにしました。なんでも帰りの飛行機は朝イチとのことで前の晩から空港にインし、近くのホテル、ではなく空港のリネン室にスネーク&ステイ。我々日本人の考えつかないようなことを目の当たりにできるのもまた面白いことですね!

―Kazuaki Tamaki(きな粉棒選手)

 

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