かぶりもの

 ルールに則ることをあまり良しとはしない我々スケーター、たとえ大きなコンテストだろうがユニフォームを着ることもなければ正装というものもありません。誰もが自由な着こなしでスケートをしているはずなので、スケートの現場で見かけることのないスーツや学校の制服を着たスケーターを見ると安心する一方でどこか違和感を覚えるのは僕だけではないはず。「毎日スーツってイヤだよねぇ…」なんて思うスケーターも多いはずだし、自分の周りのスケーターも普段はスーツを着て会社でお仕事、というのは少数派な気がします。ぼくもやはりそのタチで「ホワイトカラー」と呼ばれるような仕事の経験はありません。それが良いか悪いかの判断は個々に委ねるとして、やはりスケーターはいつものラフな格好が本来の姿だと思います。
 矛盾するようですが、多くのスケーターが愛用する制服があるとすればそれは「帽子」でしょう。たいていのスケートブランドからシーズンごとに帽子はリリースされるし、着こなしにその時々の流行が表れやすいアイテムです。まさに今、この寒い時期にはビーニーorキャップ、さらにパーカーのフードもかぶるという人も多いワケで、そんな出で立ちのスケーターが集まって街を歩いていると怪しい集団に思われがち。スケート/スケーターに対しての免疫が弱そうなガールズちゃんに「スケーターの人たちってみんな帽子かぶってて怖い…」なんて言われたことも(泣)。「みんな帽子が好きなだけなんです、すいません」とは微塵とも思ってないですが、僕もその昔初めて自分でキャップをゲットして以降、スケートする時というか外へ出る時は帽子をかぶるというマイルールが適用されています。一時例外でモヒカン頭にもしていたけれど、帽子をかぶっている時の安心感が一番心地良いのよねぇ…。
 そんな「かぶりもの」がすっかりその人のトレードマークとしても機能することも。「オレンジ色のビーニーと言えば?」「ツバの曲がったキャップを目深に被っているのは?」「大きなハットでスケートしているのは?」「黄色のヘルメットと言えば?」という問いに多くの人が抱くイメージのスケーターは共通しているはず。極端な話、そんなイメージの出来上がっているスケーターから確固たる信念すら感じてしまうほど。単純に見栄えが良くなるということもあるのですが、僕はそんなかぶりものがばっちりハマったスケーターが好きですね。
 「でも帽子ばかりかぶってるとハゲの原因になるでしょ…」と心配の男性諸氏も多いことだろう、しかしご安心を。帽子の着用が多いとハゲるというのは迷信であり、医学的根拠はないとのこと。いえ、例えもし帽子が原因でハゲることになったとしても僕は帽子着用のマイルールは守り続けるつもりですよ。「この、ハゲーっ!!!」

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

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