LA COURTHOUSE

 

 最近はスケートボードが、「ずいぶん社会的に認知されるようになってきたなぁ」と感じる場面に多々出くわすようになりました。ずいぶん前からファッション雑誌なんかではよく取り上げられてはいたし、ミュージックビデオなどで効果的にスケート映像が組み込まれていることもさほど珍しいことではありませんでした。僕は初代のファミコンとゲーセンで止まってしまっている人間なので詳しいことはよく分かりませんが、昨今のスケートボードのテレビゲーム(もう死語か?)の人気は世界規模でその広がりを見せているようだし、映画やTVコマーシャルなんかでもスケートが大々的に扱われているものが多くなりました。実際何年か前のスパイダーマンは主人公がスケーターという設定で超人的なスケートを披露する場面もあったし。

 そんな社会規模での影響力に比べると些細なことなのかもしれませんが、先日飛び込んできた「LAの有名スポットであるサンタモニカの通称COURTHOUSEがスケート解禁になった」というニュースには本当に驚かされました。’90年代にスケートを謳歌した人ならおそらく誰もが知ってるLAのスケート聖地であり、当時ここで生まれた数々の珠玉のフッテージには大きな影響を受けました。手ごろな高さのレッジと4UP / 4DOWNのステージ、そして腰の高さはゆうにあろうかというテーブルが配置されたこのスポット、もちろん基本スケート禁止で、2000年代にはスケート返しが至る所に取り付けられしばらく表舞台にその姿を見せることが少なくなっていましたが、およそ10年の時を経て、地域と企業、そして何よりローカルスケーターたちの尽力によりスケーターに解放されたことは極めて劇的な出来事であると思います。パークが増えることもありがたいことですが、スケートボード文化を育んだ街のスポットが地域の理解を得て存在できるということを証明した今回の出来事は、これからのスケーターと街との未来の関係に大きく寄与するものになるのではないでしょうか。

 そんなことで今回はこのスポットの目玉物件、激高テーブルでの驚愕トリックが収められた映像です。どれもありえないものばかりですが、ノーリーヒールからのノーズマニュアルは永遠に語り継がれることでしょう。
 それと余談ですがこのスポットは、ここVHSMAGの編集長と某インターンが1994年にファーストコンタクトを果たした思い出深い場所であることも、意外と知られていない事実です。

–TH (Fat Bros)

Nixon x C.R. Stecyk III
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