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永久不滅のスケート記憶遺産
──PICNIC TABLES

2016.05.27

 日本ではあまり考えられないことですが(沖縄は例外で割とアリらしい)、海外、特にアメリカではいわゆる学校敷地内(スクールヤード)でのスケートが認められてるってわけではないだろうけれど、一応アリであることはスケーターには実はよく知られた事実です。実際に向こうに足を運んで現地のスクールヤードでスケートしたって人も多いだろうし、何しろ僕たちが普段から頻繁に目を通しているスケートビデオ映像でも、スクールヤード内のスポットでのフッテージは今も昔もたくさんあります。時にはスケーターが放課後の子供たちの格好の暇つぶし相手になってしまい、質問攻めの挙句、次はあれやれこれやれと無理難題を突きつけられているほのぼのとした映像なんかもあります。
 そんなスクールヤードには上質なフラットと十分すぎる広さに加え、緩やかなスロープやバンクに大小のステアやハンドレール、ベンチや花壇といったレッジトリックにもってこいの物件などなど、事実スケートに最適な条件がいたるところに用意されているのですが、その中でも特にスケーター以外は学校内に設置されたソレにそこまで特別な視線を注がないだろうってものがあります。それこそが今回のタイトルにもなっているピクニックテーブルです。
 このピクニックテーブル、日本の学校ではあまり見かけませんが、アメリカの学校には小中高問わずだいたい設置されています。比較的小さめのものからそれなりに大きいものまで種類があるのですが、基本的には決して小さいものではありませんので、これらのテーブル部分を難易度の高いグラインドやスライドで攻略したり、フラットからトリックで飛び越えることのできるスケーターはとんでもない猛者だと思ってまず間違いありません。またこのピクニックテーブル、使い方にいろいろな方法があるのも特徴で、バンクの上に移動させてみたり、ステアに立てかけてみたり、テーブル部分とシート部分を分けて置いてラインを楽しんだりと、スケーターの創作意欲にあらゆる形で対応してくれるすぐれものです。
 今回、そんなピクニックテーブルで20年前に永久不滅のスケート記憶遺産をメイクしたリビングレジェンドおふた方と、新世代組から驚異のバネでこれまたありえないスケート記憶遺産をメイクしたふたりの衝撃ピクニックテーブル映像を用意しましたので、みなさんスマホ片手に大いに放心してください。

─Takayuki Hagiwara(FatBros

 

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