リアクション系トリック!?

 先日DCのオンライン作品、The DC Promoが公開されましたね。情報に敏感なスケーターであればすでにチェックしていると思います。フルパートがふたつ、ダブルパートがひとつ、その他新旧のチームライダーによるフッテージといった構成でしたが、どこをとっても「マジっすか!!!」の連続で、20分強の観やすい尺とはいえ満腹の内容でした。僕の体内スケートカレンダーによると、例年この時期ぐらいから悶絶級のヤバいパートが続々と解禁され、SOTY獲得へ向けた映像合戦が繰り広げられていきます。今回このDCが戦いの火蓋を切ったように感じました。
 The DC Promoでもいくらか観ることができるのが「リアクション系トリック」。リアクション系トリック…。あまり聞き慣れない言葉でしょう。それもそのはず、これは人知れず自分がこっそりと使っている言葉です(笑)。さてこの「リアクション系トリック」とは何ぞや…という話なのですが、わかりやすい例で言うとスケートで通過した後に砂ボコリが立ったり、水しぶきが上がったりという類のヤツ。わざと狙ってやるのも偶然の産物にしても、写真や映像でそれらを確認できるとなんだかかっこいい。追加点が入る感じがするじゃないですか。これの延長線上にあるのが、スケートする対象物などがリアクションを起こすというもの。グラインドでアウトした後のレールがグラグラと動いていたり、ライン上にあるセンサーが反応してライトが点灯したりと内容はさまざま。スケートで踏んづけたスプレー缶が「プシュッ」と音を立て破裂するなんてのが僕の中では満点答案です。スケートをした結果何らかの形で起こる「反応」、それがミソです。まるで仕掛け絵本のような楽しみがありますよね。近年、スケートスタイルの多様化に伴いスケーターの餌食となるスポットも次々増えています。それらを上手にリアクションさせるスケーターもかなり増えましたが、リッチー・ジャクソンとデーウォン・ソンがリアクション系トリックで見る者を楽しませる最高峰のスケーターだと僕は思っています。あと手前味噌ではありますが、2年ほど前に当時のルームメイト砂川元気と作ったスラッピーに特化した作品、Slappy Lifeでもそれを意識して撮ったトリックがいくらかあるので観てもらえたらなと。
 僕の中でのベストリアクション系トリックは古い映像ですがマット・ヘンズリーのライン。通行人の女性にパワスラで寸止めして「キャッ!」とさせるヤツ。今だとすぐに警察に通報されそうですが、とっさにあんなことできるスケーター的遊び心が欲しいものです。なおストリートでもパークでも、もし人にぶつかったり迷惑をかけてしまったら素直に謝りましょう。世田谷公園ではスケーターと通行人の接触やゴミが問題となっているようで、今後もそれが続くとパークの閉鎖もあり得るとのこと。ただでさえ迷惑とされがちな人種である我々ですから、マナーだけはしっかり守りたいところです。

―Kazuaki Tamaki(きな粉棒選手)

 

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