SKATE HOUSE

 スケートハウス。その名の通り、一軒家やアパートにスケーターがシェアし住み着いた物件を言います。略してスカウス(skouse)というスケートスラングもあるようです。特に大都市にスケートハウスは多いように思います。例えば「スケート仲間で部屋をシェアすることで都会の生活費を安く抑え、かつ生活をより濃いスケート色に染めていこうぜ」といった具合に。実際、首都圏のスケートハウスに住む友人を何人か知っています。
 かく言う自分は現在こそひとりで部屋を借りて生活しているのですが、つい数ヵ月前までスケートハウスの住人でした。ヒドい時はリビング6畳+キッチン5畳の1Kの部屋に野郎3人で住んでいました。それは足の踏み場も無いほど窮屈な生活でしたが、スケートをするにあたっては楽しく刺激の強い毎日であったと思っています。

 ここで、スケートハウスのあるあるネタ的なのを海外のサイトで見つけたのですが、やはりスケートハウスなんてどこの国に行っても同じなんだなぁと思う例をいくつか抜粋してみました。

・部屋の敷金、返ってこないだろうなぁ(住人やそこに集まるスケーターたちにより日に日に部屋が汚くなっていくからね)。
・部屋の家具よりスケートギアの数の方が多い。
・ビデオテープがまだまだ現役。
・部屋の物の修理にはスケートツールを使います。
・スケート関連だったりスケート仲間の作ったアートがひとつは出てくるでしょう。
・スケートに関する会話が毎日尽きない…など。

 スケートハウスでの生活を経験したことのある方は、思わずクスッと笑えることばかりじゃないでしょうか。

 僕がおととし行ったサンフランシスコやオークランドではスケートハウスに寝泊まりしていたのですが、まさにその通り。治安が若干悪目のオークランドにある、Ourlifeの面々が住み着くスケートハウスにもお邪魔させていただきましたが、アパートの敷地内や目の前の通りにコンクリートが盛ってあるわ、ど平日に大の大人が朝まで大騒ぎするわ、もちろん部屋もビール缶やゴミが散らかる汚い感じで、スケートハウスの例としては120点満点のヘッシュな物件でした。しかし、おそらくスケーターしか感じないような独特の居心地の良さがそこにはあるんですよね。
 言うまでもないですが、スケーターの集まる家となれば共同生活であることに変わりはないので、それが苦手だったり嫌だと思う人もいると思います。自分は上京した頃、他人との共同生活はまったく想定していませんでしたが、いざやってみると思いの外楽しく生活できていたのでラッキーです。というワケで、もしスケートハウスに住んでみたいと思っている身近な仲間がいたならとりあえず勢いでやってみるのも悪くないと思います。え? 何が大変かって? そりゃあなかなか女の子を家に連れ込めないワケなんですが、そもそも僕に関して言えばそんなチャンスも滅多にないんでまっいっかっ(笑)。

—Kazuaki Tamaki

 

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