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ハードウィールが主流という暗黙の縛り。ソフトは邪道ですか?
──ソフトで行こう

2019.01.25

 いっときの間ですが、使い古しの板をリシェイプしクルーザーとして再利用するのにハマっていた時期があります。大した数ではないのですが、使い古して家にたまっていたトラックやベアリングを寄せ集めて作れるだけのコンプリートは作ったハズ。やがて組んだコンプリートを置くスペースがないという問題に直面し、板のリシェイプ活動は断念。今となっては普段使うクルーザーは1台のみ。しかし思うのは、トリック用のコンプリートはさておきクルーザーという乗り物は何台持っていても面白いですね。それぞれサイズに形、乗り心地など印象がまるで違う。友達同士でクルーザーの乗り比べをするのも楽しいです。
 クルーザーといえばやはりソフトウィール。OJのウィールを履いたカラフルな足まわりの板に乗っている人をよく見かけます。もはやソフトウィールの定番中の定番とも言えるぐらいのOJですが、所属ライダーが自らのビデオパートでソフトウィールを装着しトリックに挑む姿を度々見ることがあります。ソフトウィールの最大の武器といえば多少の悪路でもいけちゃうこと。そんな武器でもって道なき道を開拓し、未知のスポットにスケート痕を残している。考えてみると特にビデオパートに関してはほとんどがハードウィールのみで完結しているはずです。しかし、本来クルージング用に作られトリックには不向きなソフトウィールで攻め込む様子をパートに盛り込んでくるのって「いろんな意味で攻めてるな…」と思うわけです。
 なおここ日本でも似たような話が。都内某所、スケートイベントのコンテンツのひとつに、数箇所に設置されたコブを使い加速しながら指定のコースを走るタイムトライアルがあるのですが、参加者のほとんどがハードウィール。そこにソフトウィールで参加していい結果でも残そうもんなら「それソフトウィールのおかげでしょ〜!」と言われることもあるようだ。「スピード勝負なんだからスピードを追求できるウィールを使って当然でしょ」。自身のクルーザー専門のショップにて森田貴宏がソフトに、いやハードに語っていたのを妙に納得して聞いていたのを思い出します。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

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