スケボーおじさん

 私事で恐縮ですが、つい先日の誕生日で30歳になりました。なんとなく10代から20代になった時よりも、30代となった今の方が「ついにオレもか〜」と感じる今日この頃であります。それも無理はない。「30歳までには結婚したい」または「独立したい」という節目であり、その逆のパターンで「30歳までは遊べるだけ遊んでそれから考えよう」などなど、30歳というのはやはり多くの人にとってひとつの区切りであるかと思います。自分は後者のタイプで、いくらかの焦りを感じつつも、これまでスケートボードを中心にした生活を送ってきました。その生活にはメリットもデメリットもあるはずなので、その答えは10年後、20年後の自分を見ていただければ明白かと。ただひとつ言えるのは、実際に30歳を迎えてみてはじめて、自信を持って「スケボーおじさん」と名乗ることができる自分がいることです(笑)。
 実際仲間と連れ立ってスポットに行くと自分が最年長であることもかなり増えましたし、ハンマートリック用のスポットを見ても「いやぁ〜w」なんて思うのも歳を重ねた証拠でしょう。20歳前後のスキル・スタイルともに冴え渡ったスケーターを見てはブチ上がるし、そんな彼らと時にハメを外してしまうこともあったり…。僕から見て「WTF!」を連発してくれる若手はいつだってエネルギーを分けてくれます。
 彼らからしても30歳越えはやはりおじさん(おばさん)でしょう。実際に中高生の頃の自分は25歳以上をおじさんだと思っていました(失礼)。また当時は30歳以上のスケーターというのをほとんど見たことがなく、「この歳になると身体動かないっしょ!」なんて思っていたので、まさか自分がその年齢になってもスケートをしているなんて思いもよりませんでした。それがですよ、当時活躍していたスケーターの多くは今40歳前後…そんな先輩方の動きの活発なこと。休日ならまだしも、平日の勤務後にスケート行ける行けないとか、ニュートリック乗った乗れなかったで一喜一憂しているのです。40代といえば酒を飲むしか楽しみがない…なんて悲観していた自分にとって、先輩スケーターがスケートを楽しみ、バカやっているのを見るとうれしくなっちゃうんです!
 「30歳越えてからのスケボーのほうが楽しいよ。誰との勝負でもなく自分との戦いだからね。まぁそれは10代でガムシャラに上を目指し、20代で各々のスタイルも追求してきた人たちにしかわからないことだけど」とはVHSMAGの某インターンの談。うむ、確かに10代や20代前半の頃よりスケートボードが楽しいというのを数年前から感じている。30歳を迎えた今後、それはもっと楽しいものになってしまうのだろうか…。僕はそれが怖いぐらい楽しみでなりません。

―Kazuaki Tamaki(きな粉棒選手)

 

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