Nike SB dojo | スケートパーク

1年以上放置していたBLOGを再開させ、そこで感じたのは、この1年の間…
──あらためて自己紹介+α

2014.11.28

1年以上放置していたBLOGを再開させ、そこで感じたのは、この1年の間にスケートを始めた初心者の人やVHSMAGを知った人も案外多いのかなと思いました。
そこで、改めて自己紹介をしようと思います。
後半部分は、初心者の人には分かりにくいかもしれませんが、それなりに目を通す価値のある文章も含めているつもりなので、興味のある人は是非最後まで目を通してみて下さい。
プロフィール欄にあるのは1年以上前の情報なので、リンク先が放置になっている場合も多いです。
俺にまつわる最新情報は、 INSTAGRAM @chopperosakajpn
もしくは、 CHOPPER & THE OSAKA DAGGERS OFFICIAL SITE WHEV.COM
辺りをチェックしておいて貰えればと思います。

まずは俺のスケートに関しては理屈ぬきに映像を見て貰う方が早いかと思います。

初心者の人にもその独特な感じは何か伝わったかもしれません。
大阪のアメリカ村近辺を拠点に、世界的にも唯一無二とも言われるその独自なスタイルを日本から世界に向け発信しています。

HEROIN SKATEBOARDSに所属しシグネーチャーモデルも世界各国で発売されています。
日本のスケーターのシグネーチャーモデルが世界各国で売られていると言うと、???、と思うかもしれません。
というのも、HEROIN SKATEBOARDSはBAKER BOYS DISTRIBUTIONという世界でも5本の指に入るだろうと言われる大きなスケボーの会社の傘下に入っているからです。
誤解の無い様に捕捉しますが、以前のBLOGで述べたように、単に"海外"と言うのと、"世界"というのは、その規模は何十倍も大きく異なります。
日本は比較的にお金のある国なので金銭的な意味だけでの市場規模は全世界の中でも比較的にあるのかもしれませんが、本質的、総合的な意味で日本のスケートシーンの規模は全世界の数十分の一といった所が実情かと思われます。
なので、知識の無い子供をあざむくような手法として、日本よりも更にシーンの小さい"海外"へ進出しただけでもまるで"世界"進出したかの様な灰色な表現も日本国内では頻繁に見られるように俺は感じています。
ですが、BAKER BOYS DISTRIBUTIONに関しては、事実として世界レベルで認知されている会社なので疑わしく思った人は自身でググってみるなりして下さい。
どのくらい大きいかと言うと、俺も精密な数字は分かりませんが、そのBAKER BOYS DISTRIBUTION傘下のブランドの中のプロライダーの中でも、最も知名度の低いランクにいるであろう俺のシグネーチャーモデルだけで少し多めに盛って四捨五入すると(笑)、年間1000本くらいは作られているらしいです。
あまり根拠の無い個人的推測ですが、平均的なドメスティックカンパニー(日本のスケボーの会社)一社の年間の全生産数に匹敵するか、もしくはそれ以上かもしれません。
(勿論、特に人気のあるブランドはこの限りではないでしょうが。)
その他、例えば、チームメイトには世界に数十人しかいないNIKESBのアメリカ本国からオフィシャルスポンサーを受けているプロライダーもいると言えばどの程度のブランドなのかイメージしやすいかもしれません。
人の褌で相撲を取っている様な誤解は受けたくないので、チームメイトの事はさておき、俺自身の事を更に説明します。
見て貰った動画は去年リリースしたHEROINのDVDでの俺のフルパートです。
このフルパートが世界で最も人気のあるスケボー情報を発信するサイトのうちの一つTHE BERRICSで紹介されました。
THE BERRICSを知らない人に説明するなら、THRASHERの様なものだと捉えて貰えば良いかと思います。
ですが、THRASHERはロゴが有名なので一般の人にも知名度があり、スケーター以外の人からの人気もありあます。
(THRASHERも知らなかった初心者の人はこれを機会に色々自分で調べてみると、更にスケボーの世界が広がるかと思います)
THE BERRICSは主に本気でスケートをやっている層に向けた、こだわったオリジナルコンテンツを提供している権威あるサイトです。
世界中から投稿された映像や広告絡みのコーナー等、色々ある中、General Opsという、平均1日1更新程度しかしない世界中のスケート情報の中から厳選したコンテンツのみを紹介するコーナーで日本人初で唯一フルパートが紹介されました。
そして、紹介されるだけでも本望と思っていた所、facebookの「いいね」数を指標とするなら、世界の名だたるトッププロのコンテンツがたくさんある中、かなりの高評価でした。
(現在はサイトの仕様変更で「いいね」数は非表示になっています)

これら、シグネーチャーモデルの世界リリース、THE BERRICSで全世界に向けて映像が紹介されたという事は名実と言う意味では日本にスケートボードが入って来て40年以上の歴史の中で初めての事です。
この記事を読んで初めて俺の事を知った初心者の人は、「誰このおっちゃん?こんな人、今まで見た事も聞いた事も無かったのに?」と自身が知りえている日本のスケボー業界の知識と比較し違和感を覚えるかもしれません。
その違和感こそも、前回、前々回と述べた、日本がスケート後進国になっている一部分で、事実認識すらまともに出来ない情報難民化してしまっている証拠なのです。
更に言うと、若い人の場合だと、中級者、上級者ですら、事実をちゃんと認識出来ていない場合がある事をよく感じます。
誤解して欲しくないのは、情報難民化してしまっている初心者の人、若い人を責めている分けもなく、日本のスケート業界のあり方にまだまだ問題があるのだと思います。
だからこそ、俺はこういった場で、事実を事実として発信していこうと考えています。

その考えの基、更に言うなら、今、上に述べた通り日本にスケートボードが入って来て40年以上の歴史の中で数少ない快挙を成した事は客観的事実です。
お金儲けを主軸にした広告絡みの大人の事情を含めた灰色情報とは全く異なります。
ですが、世界と聞くとナイジャ・ヒューストンやポール・ロドリゲスという様な第一線でのトッププロと同列の様に誤解してしまっている若い人達もいます(笑)。
確かに、客観的に見ても少数派向けの一部ベクトルと言う意味では、世界のトップレベルに食い込んだとも言えます。
ですが、一般的にいう正統派とは大きく異なり、隙間産業の様な部分を見出し、どうにかそこの隙間に食い込んだ事で、日本の中では快挙であっても、世界標準で総合的に見ると、どうにか世界のボトムに入ったと言った方がより一般認識としては事実に近いかと思います。
例えると、日本人が野球でメジャーリーグに行こうと思っても日本のトップクラスの一握りの選手しか行く事は難しいでしょうが、そのメジャーリーグ選手でもイチロー選手の様な更にトップクラスと言われている所まで行かない限りは、メジャー選手のボトム層の人達は日本の中では日本のプロ野球選手より一般的に知名度は低いのに近い感じなのではないでしょうか。
なので、海外に行って一般的なスケーターに「日本のスケーターのチョッパーって知ってる?」と言ってもまだまだ知っている人しか知らないのが現状だと思います。
が、逆を言うと、一部のマニアックな俺の支持者がスケートの存在する先進国の殆どにいる事もまた事実です。
何故、それが分かるというと、例えば現時点でINSTAGRAMで俺をフォローしてくれている人の7割程度は外国の人で3000人以上いる計算になりますが、プロフィールなどを見てみると、主要欧米先進国のみならず俺の知る限りスケートが一般的に普及しているであろう殆どの国の人がフォローしてくれている事がうかがえます。
(以下の画像はインスタグラムで偶然発見したもので、知らない国の知らないキッズスケーターが俺のデッキに乗ってくれている。嬉しくなって父親らしき人にコンタクトを取った所、このキッズスケーターは俺のファンとの事で、画像の使用許可をとった上で掲載しています。)
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そんな事実も踏まえ、話を戻して、ここで更に考えて欲しいのは、一般的にいう正統派とは何なのでしょうか?
スケートボードの持つ創造的な部分こそが一般のスポーツと違う大きな魅力とされている部分も周知の事実だと捉えると、「一般的=正しい」とは異なり「一般的=多い」と捉えた方が正しいのかも知れません。
常識は時代によって変化すると言うのはよく聞く言葉ですが、実際80年代のストリートスケート等は、より創造性や個性が求められていました。
その時代のスケートの観点からいうと、今の一般的とされるスケートは創造性、個性に欠けた量産型コピー機が吐き出す大量のコピー用紙の様な感じでナンセンスな物と捉えられていたかもしれません。
歴史の事実を振り返ると、常に時代を創ってきたのは世に理解されない先を行った少数派だという事も忘れるべきではないはずです。
実際、俺が何故隙間を見出したか少し想像力を働かせてみて考えて下さい。
世界レベルを目指すにあたり、偶然が成り立つほど世の中甘くありませんし、偶然隙間を見つけたわけではありません。
俺も若かりし頃は、今、皆が頑張っている様に一般でいう所の正統派の滑りで上を目指していました。
約25年近く前のスケート歴2年半の時点で13段のハンドレールにも入っていましたし、20年近く前にはキャバレリアルフリップを余裕をもってメイン、スイッチとラインで出来る程度の回し技の技術もありました。
また、AJSAという協会の日本の全国大会のプロ選でも、優勝こそした事はありませんが、一桁入賞したりもしていました。
要は、今、日本の第一線で頑張っている若い人達と同等レベルの努力はしていたという事です。
その様な一般的に必須とされるキャリアも積んだ上であえて異端と言われる隙間を探したのにはそれなりの理由があります。
世界のレベルを見て事実をしっかり認識するにあたり、一般でいう正統派で世界に行くには俺の潜在的な身体能力では無理がある事に気が付いたのです。
それは勿論、努力の壁を越えてこそ知り得る部分です。
要は努力だけなら無限に出来る自信はありましたが、努力と根性論だけでは成果がついてこない事に気がついたのです。
勿論、趣味でスケートをしている人なら上手くなるだけを目標にしていてもいいでしょうし、まして本人さえ楽しければ上手くすらならなくても良いかと思います。
ですが、俺は能力不足を理由に諦める気はありませんでした。
まずは能力不足を自身でしっかりと理解する事に始まり、その能力不足を補う代替案を模索したのです。
俺の目標は日本のシーンを変えて行く事や世界に出て行く事が目標だったので、上手さで世界に行く事が現実的に無理があるなら、方法を変えるべきだと気がついたのです。
その気づきをもとに、世界に向かうべく隙間を模索してきたのです。
そしてその発想が正しい事がようやく証明されたにすぎません。
それら含め、今、世界を目指している日本の若い人達の一部にもし誤解されているなら、一応、この場で述べておきます。
俺自身、もともと努力による技術向上を大前提にスケートし続けていますし、それは今も変わりません。
ですが、俺の場合はその方法で世界に行くには現実的に無理がある事を客観的に自己分析して理解し、それでも諦めない故に世界に向かう為の現実可能な選択肢を模索し、そして最も現実味のある選択肢へと方向性を変えたに過ぎません。
なので、俗に言う正統派と言われる方法で世界を目指している人がいたとして、もしその人が本当にその方法で世界に行き、ナイジャ・ヒューストンやポールロドリゲスと同じ土俵に現実的に立てるなら俺も勿論応援します。
それは日本のスケートシーンが真に発展したという事だと思います。
勿論、俺は日本のスケーター全てを知っている分けではないし、例外レベルの人がもしかしたらいるのかもしれません。
そうであれば、それは是非頑張ってもらいたいし応援もします。
が、俺が知る範囲で今の日本の状況を見る限り、実情、ストリートリーグに参戦出来る様なスケーターが育つには、まだ中々難しい部分が多いのも本当の所ではないでしょうか?
俺は実現可能な夢を若い人達に与えて行く為に、事実をしっかりと認識する事が物事を成し得る為の最低条件だと考えています。
なので、大人の事情で根拠なく、叶いもしない夢を見せ続けようとする事が真の大人のやる事だとは俺は思いません。
そんな俺の発言をネガティブだと思う人とは相容れないのかもしれません。
実際、そういった大人達の存在が為に、この40年、日本から世界にまともに出ていけなかった理由の一つなのではないでしょうか?
結論、何を言いたいかと言うと、もし世界に行く事が目的で自身の能力が及んでいない事に気がつき、また俺と同じく諦める気が無いなら、無理に俺と同じ方法を選ぶ事がベストチョイスだとは思いませんが、柔軟に俺の方法もヒント程度にする事くらいは考えてみるのも、世界に行く為の方法論の一つに成り得る可能性もあるかもしれません。
そこをしっかりと考えて貰い、もし今まで俺の事を色眼鏡で見て近づき難いと考えていた世界を目指す若い人がいるなら、今後はどんどん話しかけて来て下さい。
何か世界に行く為にヒントになる会話が出来たりするかもしれません。
俺のキャリア、年齢を考慮に入れ想像して貰えれば、スタイルの好き好みは存在しても、そこに偏見や分け隔てがあるほど愚かな歳のとり方はしていませんので(笑)。

ここまで読んで前半部分を自画自賛だと誤解する人はいないと思います。
客観的事実として、過去20年近く自身や支持者の人達に対する評価が正当でなかったであろう事を、単に中立正当なものにしようとしか考えていませんし、自身の事を盛って大きく語るようなナンセンスな事をしようとも考えていません。(冒頭で少し盛っていますが((笑))
もしここまで述べても尚、俺の意見に否定的な人がいるなら、自身でTHE BERRICSのGeneral Opsに個人のフルパートで紹介されたり、ストリートリーグに参戦するなりして頑張って証明し、俺の意見に反論すれば良いと思います、世には「論より証拠」という言葉もありますし実際、口だけの奴に出来るほど簡単ではないので。
俺がやりたいのは単にスケート後進国の日本のシーンを底上げするために、今まで曲げて伝えられていた情報を正す事です。
その正確な事実情報をもとに、多種多様なスタイルを尊重しあい、老若男女問わずにシーンを盛り上げていければと思います。
その為にこれからも曇りの無い真っ白な事実としての情報を若い人達に提供していければと考えています。

追記
遠くない未来、日本からもストリートリーグに参戦する様な人が現れ、その様な人と俺の様な奴が一緒にシューティングしたり、セッションしたり出来る時代が来れば、更にスケートボードの可能性は広がり更に面白くなり、その時こそが日本もスケート先進国の仲間入りを果たす時なのかもしれません!!

これらを読んで意志共感してくれた人は、是非シェア等で協力してくれる事も、大きく世を変える小さな一歩だと思います、宜しくお願いします!!

 

CHOPPER
中村泰一郎:ナカムラ タイイチロウ
日本で唯一の国際プロスケートボーダー。
世界流通を持つBAKER BOYS DISTRIBUTIONの傘下ブランドHEROIN SKATEBOARDS所属。
世界流通で定期的にプロモデルをリリースしている。
世界的に知る人ぞ知るOSAKA DAGGERSのリーダー。

INSTAGRAM:@CHOPPEROSAKAJPN
FACEBOOK:中村泰一郎(CHOPPER) 
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