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つい先日、FESNの森田と電話で話した時に「ちょうど今日FESN.TV…
──森田vsチョッパー

2011.07.17

つい先日、FESNの森田と電話で話した時に「ちょうど今日FESN.TVオンエアの日だから一度見てみて!!」との事だったので初めて見てみた。
内容は多岐に渡っていて個人的には面白いと思うコーナーもあれば、何を言いたいのか主旨がいまいち分からず森田のセンスを疑うコーナーもある。
そんな中、俺が一番カチンときたのは過去のSTRUSH WHEELでの森田自身のパートで一度もフリップしていないと自慢していた事だ。
奴曰く、「俺こそが真の最先端のスケートを体現している!!」と言いたいのだろうが、「ちょっと待て、そうは問屋が卸さない!!」と自称、俺こそが真の最先端である俺としては、是非、物申したい。
と言うのも、以前にもここで紹介した映像で再度紹介させてもらうが、俺の所属するHEROIN SKATEBOARDの約6年前にリリースされたDVD"live from antarctica"の俺のパートでは、森田の0回というフリップ記録に勝るとも劣らない6回という記録がある。

(ちなみにJames JarvisがDVDのパッケージデザインを担当、左下のキャラが俺)


数字だけ見れば0回の森田が圧勝のように感じるが、問題はその内容である。
というのも、その当時の俺の撮影テーマはオーリーをいかに使わずに自身のパートを“魅せる”事ができるかと言う事をテーマにしていた。

と言う事で、その映像の俺のパートではオーリーを使う技は6回しかない。

勿論、その上っ面の数字の上での記録だけで良いのなら0回オーリーも可能だろうが、それでは「魅せる!!」という意味合いで本末転倒してしまうので、徹底して0回オーリーを目指していたわけではないのは理解して欲しい。

また肝心なのは回数自体よりもアイディアの質である。

今でこそ、ようやく時代が俺や森田について来たようで(笑)、クリエイティブなアイディアが叫ばれるようになったが、くどいようだが、撮影期間を含め考えると7~8年前以上も前のアイディアである。

当時、その映像を見て、そんな最先端のアブストラクトアートへの理解が及ばずに、2chなどでディスしていた若者も今は大人になり、もしスケートを続けているなら今は理解出来るようになっている事を望むが、いまだに理解できないなら、それもそれで良いだろう、今後も是非2chを土俵にSK8を楽しんでくれ。

と、確信的なディスはさておき、それらも含め、俺と森田のアイディアのどちらが真に最先端であるかのジャッジはこれを読んでいる皆さんにお任せしたいのだが、そのジャッジの前に少しだけ事実を述べさせて欲しい。

その事実を知った上で、厳正なジャッジを下して欲しいからだ。

その番組放送中にその事件は起こってしまった。

オンエア開始と同時に森田を元気づけ番組を盛り上げるために、わざわざ不慣れなツイッターを使い「あらよっと、きんたま~!!」と声援のツイートを送ったのに関わらず、番組内ではガン無視されたのである。

これでは、どこの誰が聞いても森田と俺の友情にヒビが入るのは至極当然であり、俺は凄く傷ついた。

でも、そんな俺は凄く寛容なので、そんな極悪非道の森田の事を決して悪く言うつもりはない。

人はミスを犯して成長するものだからだ。

だからといって森田が起こした失態は覆しようはないし隠す事もない。

要は、しばらく会わない間に、彼は俺より一足先に大人になってしまったのだろう、時は簡単に人を変えてしまう。

それらを踏まえ俺と森田のどちらが真の最先端かをこれからのSK8シーンを盛り上げていくであろう若い人達には冷静に判断してもらい、もしついていくなら俺と森田のどちらを選ぶのか、その君の選択がこれからの日本のスケートシーンの未来を切り開く可能性になるのだ。

 

とにかく、皆も一度、FESN.TVチェックしてみて下さい。

 

追記

現在、HEROINの次回作DVD撮影中です。

順調に行けば年末あたりのリリースになりそうです、乞うご期待!!

CHOPPER
中村泰一郎:ナカムラ タイイチロウ
日本で唯一の国際プロスケートボーダー。
世界流通を持つBAKER BOYS DISTRIBUTIONの傘下ブランドHEROIN SKATEBOARDS所属。
世界流通で定期的にプロモデルをリリースしている。
世界的に知る人ぞ知るOSAKA DAGGERSのリーダー。

INSTAGRAM:@CHOPPEROSAKAJPN
FACEBOOK:中村泰一郎(CHOPPER) 
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