Nike SB dojo | スケートパーク

森田貴宏、そしてFESNをサポートしていてくれています皆様へ ニュース…
──スケーターの皆様へ

2011.03.12

森田貴宏、そしてFESNをサポートしていてくれています皆様へ
ニュース報道などを見て、現在国内で起こっている状況はみんなも知っていると思います。
自分にも多くの友人、そして知り合い、そして親戚が多くの被害が起こっている地方にいます。
まだそれら全ての人と連絡が取れているわけではありません。みんなの無事を何よりも祈ってこのメッセージを送りたいと思います。
自分も今何をすべきか?ということに混乱しそうになりますが、何よりも被災地の方々にとってベストな行動を起こそうと考えています。
2001年9月11日にニューヨークで体験した事件のときもそうでしたが、我々スケーターはこのような有事に何が出来るのか?という問題はこれからのスケーター達の1番大きな課題だと思います。スケートボード(スケーター)は社会にとってダメだとか、ゴミだとか色々とストリートでスケートしていると色々な立場の人達から様々な声を聞きます。ですが自分はこのスケートボードを信じて何とかここまで生きてこれました。
それには今まで会った多くの賛同してくれている人達のおかげだということ。そしてその多くのサポーター達はみんながそれぞれに家族がいて、親戚がいて仲間が居るということです。その中にはもちろん現在被災地となっている場所で、寒い中みんなで体を寄せ合って、食べるものも満足でなく、家族の安否を確かめられず不安と疲労の中、救済を待っている方々が居るのです。では自分達に出来ることとは何だ?と言われても個人単位では出来ることが限られています。ですが今までの経験で絶対に必要なことをここに書きます。
僕らスケートビデオプロダクションは電気の有り難みを知っています。それはなぜかというと
夜間の撮影時に絶対に無くてはならないもの。それが照明です。いくら良いカメラを持っていても、夜間の暗闇ではその性能を存分に発揮することは無いのです。
僕が持っている機材で一番大きくて持ち運びが大変なもの。それが照明機材なのです。一度でもビデオカメラを持って夜間に撮影した人なら気付いていると思います。
電気の有り難みを。僕は知っています。いくらスケーター達に次のトライの気力が残っていても、カメラのバッテリーと、ライトのバッテリーという電力が残っていなければそのスケーターの勇姿を記録に残すことは出来ません。 今現在僕らスケーターに出来ること。 それは僕らスケーター一人一人が電気を無駄にしないということをまわりの仲間、家族、触れ合う人全員にそのことを伝えることだと自分は思います。 スケーターは知り合いが多いはず。 一人でも多くの人達に節電を促して、被災地の方々の役に立つことを。 電気さえあれば、被災地の皆さんの元へ温風が送られます。こたつが使えます。ご飯が炊けます。情報がえられます。その他にも沢山のことが出来ます。
僕達がスケーターとしての尊厳を持たなければ今後もずっとスケーターは社会で認められない。 こんな時だからこそ皆で誇り高く助け合おう。僕の大切な友人の家族が福島に居ます。岩手に居ます。そして青森に居ます。1番被害の大きかった宮城にも居ます。みんなが無事で居ることをまず何よりに御祈り致します。

SKATERS MUST BE UNITED.(スケーターは結束するべきだ)
皆さんの御理解と御協力宜しくお願い致します。

FESN代表 森田貴宏

Takahiro Morita
Takahiro Morita
森田貴宏
1975年生まれ 東京中野に拠点を置くスケートボード映像プロダクション「FESN (far east skate network)」を主宰。'95年からFESNとして数々のビデオ作品を発表し、その独創的なプロダクションスタイルから国内だけでなく世界中のフォロワーを持つ。'70年代後期アメリカ西海岸でサーフィンの流れをスケートボードにいち早く取り入れた伝説のチーム「ZEPHYR」を継承するボードメイカー「Z SKATES」の日本支部「TOKYO Z BOYS」のメンバーとしてキャリアスタート。'90年代はストリートを中心に日本各地で行われるコンペティション、デモンストレーションに参加しながら自身のビデオ制作を中心に活動。現在は自身のスケートをさらに進化させるべく、乗るボード自体をデザイン、制作する本格的なスピードクルーザーショップ「FESN laboratory」を経営する傍ら自身のクルーザースケーティングを広めるべく各地でデモンストレーション活動を行っている。
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