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 僕にとってアンビリバボーだった国、それは台湾。台湾にはここ数年で、す…
──第1回 : アンビリバボーな国

2011.11.09

 僕にとってアンビリバボーだった国、それは台湾。台湾にはここ数年で、すでに3回も行っている。記念すべき1回目は、2009年のDCグローバルチームのアジアツアーにBuchiくんと参加したとき。アジアではあるが海外。圧倒的に知名度の低い僕らが、台湾や上海に行ってスーパースターたちと一緒にデモやサイン会を行う。嬉しいことだが、当時は不安の方が大きかった。彼らがどこを訪れようと、現地のスケーターは大喜び。無名の日本人の僕らが彼らと一緒に訪れようと、果たして現地人は喜ぶのか? そんな不安でいっぱいだった。僕の不安をよそに、時間だけは無情に過ぎて行く…。
 グローバルチームと合流して仲良くなり始めた頃、デモ前のサイン会に連れて行かれた。そこには大勢の人たちが集まり、いちようにDCチームの登場を待っていた。
 そして信じられないことが起きた─。

 なんと、グローバルチームに負けないくらい僕ら日本人コンビもサインや写真を求められたのだ。どうやら日本の雑誌やYouTubeをチェックしていたようだ。さらに、多くの女の子にもサインや写真をガンガン求められ、単純な僕は気を良くして不安などはどこかに吹っ飛ばしてしまった。

 そしてデモ会場へ。
 案の定台湾のスケーターたちは笑顔で僕らを迎えてくれた。けど、そんな笑顔に反するように僕のスケートは緊張で最悪だった。グローバルチームは次々とトリックを出して会場を沸かせる。これがまたプレッシャーになり何もできなくなる…。久々にケチョンケチョンにされた悔しさと反省。デモ後、僕の片言な英語でグローバルのチームマネージャーに謝ったのを、ハッキリと覚えている。

 そして、デモでほとんど何もできなかった僕に、また信じられないことが起こる。会場に来ていた女の子たちが、僕とBuchiくんの方にどんどん集まってくるではありませんか!! デモ会場を後にするときも女子高生の集団が片言な日本語で「コータ、ブチ、ガンバテー!! キャ〜」なんて騒いでる。単純な僕はまた気を良くして、デモでの悔しさと反省などをどこかに吹っ飛ばして、アフターパーティはまだか!? と意気揚々になっていた。

 そして五つ星のホテルでシャワーを浴び、いい匂いの香水をつけていざアフターパーティへ。
 ここでも、何もしなくてもなぜかモテる。信じられないくらい女の子から話しかけてくる。中には勝手に僕の手を握って話しだす女の子までいる。まるで歌舞伎町のNo. 1ホストにでもなった気分だ(笑)。

 今でも夢だったんじゃないかと思うくらい信じられない出来事の連続だった。台湾はいつも僕に最高な思い出を与えてくれる。
 その後、日本に帰って現実を見ると数ヵ月間は鬱病みたいになる…。

 永住権欲しいな~♪

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