ブランディングをしていく上で、ライダーのかっこさが初めに来るのは大前提ですが、ライダーやブランドの持つ世界観をアウトプットする映像ディレクターやフィルマーもまた、ブランドの明暗を握る重要な役割を担っているといえます。腕のいいフィルマーや映像ディレクターがブランドの専属として契約する流れがスケートの本場のアメリカでは当たり前になってきているのですが、日本でも早くその流れが主流になるといいなと思います。ディストリビューターやブランドが専属のフィルマーと契約をして、所属ライダーの動画を効果的にアップしていく流れをつくっていく。ブランドの方向性を見せていく上でも、ライダーの活動のフィールドを広げて行くためにも、いますぐにでも実践していくべきマスト事項だと思います。
個人的に最近注目しているがベニー・マグリナオという若手フィルマー。Alien Workshopと契約していて、先日話題となった『Cinematography Project』のAlienパートを手がけています。ライダーやブランドの持つ世界観を、コンセプチュアルに伝えることのできるセンスの高さに開いた口が塞がりません。ウンガァフフ。
--KE