3ヵ月に1冊というペースで刊行されているスケートカルチャー誌『SLIDER』をみなさんはご存知ですか? 2009年創刊、現在Vol. 32号目が発売中の経歴的には中堅どころの雑誌といったところでしょうか。そんなSLIDERですが、出版社の特性上、“取次”という悪名高いお役所みたいなところを経由しての販売がメインのため、どうしても流通先は書店が中心。某輸入代理店の尽力によりスケートショップに展開するも、それもまだごく一部のみ…という状態。スケート雑誌がスケートショップになくてどうするのよ…なんて思うけど、大人の事情で歯がゆい感じになっちゃってます。
そんなSLIDERの編集ページの大半を手がけているのは、実はVHSMAGスタッフ陣。Vol. 32の巻頭特集は“Dickies and Skateboarding / Dickiesとスケーターの蜜月な関係”、Vol. 31は“WHAT THE F◎★K!! / 国内スケートシーンはどこへ向かってるの!?”という、手前味噌ながら最高な内容になっています。しかしながら、せっかく面白い雑誌を作ってもスケーターに届かなければ意味がないのです。「SLIDERがスケーターの手に渡らないのはツライダー」ってことで、本日からSLIDER最新号の企画をちょい見できるコーナーをVHSMAGにてスタート。
こちらのSLIDER特設サイトの最上部右上、スケートデッキチェアに座り雑誌を読むピクトグラムをクリックすると、現在発売号のひとつの企画がまるっと"立ち読み”できちゃいます。このページを見て気になった人は是非雑誌を買ってほしいというのが狙い。今後も同様の展開を続けていきたいので、みなさんVHSMAGとSLIDERをよろしくお願いいたします。とまあそんなタイミングで締め切り間際のSLIDER編集部から原稿の催促が…。体調不良を言い訳に締め切りを引き伸ばすのもそろそろ限界なのでここらへんで失礼します。
--TM
SLIDERを手がけるネコ・パブリッシングが運営するイベント、One California Day内のミニランプイベント、“Holiday Skate Jam”。