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Elementの衝撃作の舞台裏。第1弾のレベルが高すぎて茫然自失
──戦争と平和

2018.12.03


Elementの最新フルレングス『PEACE』。まだ観ていないというスケーターはさすがにいませんよね? 世界中の話題をさらう衝撃作となったわけですが、各パートの裏側に焦点を当てた映像企画がスタートしました。その名も“War and Peace”。文字通り、『PEACE』の完成に至るまでのバトルを収録したシリーズ。
本シリーズをキックオフするのは、シーンの最前線を走り続けるエヴァン・スミス。撮影の舞台裏が14分にわたり収録されているのですが、実にハイレベルなトリックのオンパレード。もちろんパート完成までの道程は壮絶なバトルの連続だったのは想像に難くありませんが、笑顔を絶やさず楽しそうに撮影に取り組む姿には「そこまで苦労せずパートを完成させたのでは?」と思ってしまうほど。しかも未使用フッテージも満載でかなり充実した内容。
ちなみにところどころで左右色違いのシューズを履いているのですが、これは撮影時アメリカで白人警官が黒人を射殺するという人種差別による事件が多発しており、同じモデルの白と黒のシューズを合わせて履いたことがきっかけだったとか。要は白人も黒人も結局は同じ人間だということを表現したわけですが、それがエスカレートして赤と青のシューズを合わせるに至ったというわけ。
1ヵ月ほどアシッドを摂取してスケートするという実験的な試みを行ったり、いかにコンテストのルールを破るかというコンセプトのもとStreet Leagueのランで敢えてコースアウトしたり。型にはまることなく我道を進みながら、サーカストリックに走ったりすることなくクールな路線を守り続けている。個人的に、いろんな意味で魅力的なスケーターです。
と、そんなエヴァンの“War and Peace”。タイトルが示すような鬼気迫る感じはありませんが、今年のSOTYとも名高い男の超ド級の滑りに圧倒されること必至。ウエストゲート、タイソン、ヤッコ、ナッシムにシルヴァ。まだまだハードヒッターが控えております。第2弾、第3弾とこれからも続く“War and Peace”をお楽しみに。

--MK

 

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