VOL. 066
今週はStrushの新作DVDのレビューがくると思っている人がたくさんいたかと思うところですが、期待を大きく裏切って過去の名作を振り返ってみます!! 何気に2000年代リリースということに驚かされてしまったこのジェレミー・クライン率いるオタクはちゃめちゃブランドHook Upsの『Destroying America』。 タイトル通りですね。オープニングからジェレミーの性癖というか何と言うかが満載です。ツアー映像ではJackassで有名になる前のバム・マージェラとブランドン・ディカミリオや、まさかのマーク・ゴンザレスも同行していて驚きです。しかしデモの様子はかなりなものですね。ツアー車を使用したセクションにはいろいろと感動を覚えますね。そしてヒース・カーチャートとジェレミーのパートはBirdhouseの名作『The End』の続編的な作りになっています。この時代にしては相当規模のデカい撮影ですよね。車燃やしたりタコス屋、植木屋に突っ込んだりとかとか。ダン・ロジャースとインラインスケーターに扮したジェレミーのパートなどくだらないこと山の如しで、極めつけはトニー・ホークまで悪ふざけに付き合ってくれていてピザ屋に扮したり、マジハンパないです。完璧ジェレミー・クラインの趣味の映像作品となっています。そして結構尺がある割にスケート映像は極小で、最初の方のツアーくらいしかありません。でもそのツアー映像だけでもかなり楽しめると思いますので、秋の夜長にどうぞ!!
words by Yuh Yanagimachi
『Destroying America』
Hook Ups
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