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スケート界の親愛なる「ジョン」たち
──DEAR JOHN

2014.02.21

 唐突ですが、みなさんは「ジョン」と聞くと何を連想しますか? ってか明らかに人名なんだから誰を思い浮かべますか? ですね。レノン? マッケンロー? 万次郎? この「ジョン(John)」、英語圏では男性名としてとてもポピュラーな名前だそうで、人に限らずペットの名前にもよく用いられるようです。日本でも柴犬なんかを「タロウ」って命名してる人結構多いですよね(最近はそうでもないか)。欧米人が見るからに賢そうなコリーやシェルティ(コリーの小さい版みたいなの)なんかをジョンと名づけて可愛がってる様は想像に容易いです。

 そんな犬の話はさておき、今日は僕の少しヘンな癖を告白します。それは誰にでも多かれ少なかれあることだと思いますが、外国人と知り合う場面において、相手の名前を覚えるときにその人の名前を何かに関連付けて覚えるというもの。僕はこの関連付けの際に自分が知りうるスケーターの名前を自分の脳内の隅々から総動員して、その人の名前との関連付けをほぼ無意識にしてしまいます。これは例えばアメリカのメジャーリーグやNBA、ヨーロッパのサッカーリーグなんかに造詣が深い方ならおそらく同じような脳内経路を持ち合わせてるのではないかと勝手に思っています。というのも僕たちの普段の生活においていえば、それほど外国人に接する機会はありません。外国人の名前に対する知識、というかボキャブラリー? にしても世界的に有名なアーティストやムービースターなんかの名前ぐらいしか知らないし、よほどマニアックに音楽やら映画の世界を掘り下げている人などでない限り、その数はそれほど多くはないでしょう。
 これがスケーターの場合において言えば、決して海外のスケーターたちの名前を意識して覚えてきたわけじゃないのだけれど、いつの間にかその数は莫大なものになっているのです。例えばアンソニー、イーライ、ウェス、エマニュエル、オマーなど、比較的珍しいファーストネームを耳にしても、きっとみなさんもそれぞれの名前に該当する数名のスケーターたちの名前と個性ががすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。

 こんな役に立つのかどうかも分らない微妙な知識ではありますが、少なくとも僕にとってはこの駄文を書き上げる一助にもなったことは間違いないわけで、それもスケートが与えてくれたギフトであると考えると、いやはや頭が下がります。
 てなわけで今回は親愛なるジョンたちの華麗なスケートをお楽しみ下さい。

 スケートの神様、今夜もありがとう。

--TH (Fat Bros)

 




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