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 この原稿が上がる金曜日をやり過ごせば、待望の週末。英語で言うところの…
──HAROLD HUNTER DAY

2013.10.11
 この原稿が上がる金曜日をやり過ごせば、待望の週末。英語で言うところのウィークエンドですね。もちろん週末は働いているという方(ご苦労様です)も沢山おられますでしょうから一概には言えませんが、週末には何かと楽しいことが待ってます。僕の住む街、中野区では今週末「中野にぎわいフェスタ2013」と題した街を挙げてのイベントが催されます。中野駅周辺でさまざまな主催者による個性的な各種イベントが楽しめるというもので、僕が勤めるショップが主催するイベント“NAKANO BeatPark”が中野サンプラザ前の広場で開催されます。比較的小規模ではありますが、スケートセクションを用意してスケーターはもちろん、一般区民のみなさんにもスケートボードの楽しさをお伝えしようという試みです。去年も沢山の仲間が足を運んでくれまして、とても楽しいイベントにすることができました。ここをチェックしてくれるみなさんも、お時間ありましたら是非遊びに来てください。当日は愉快な仲間たちが沢山いますので。

 そしてもうひとつ、海の向こうニューヨークでも今週末、とても素晴らしいイベントが開催されます。2006年2月17日、32歳でこの世を去ったスケートボーダーで俳優のハロルド・ハンターの偉業をたたえ、彼が愛したスケートボードを通じて都心近接低所得地域、アメリカではいわゆるゲットーと呼ばれるようなマイノリティの密集居住区に暮らす若者の生活を、より創造的で価値ある体験に溢れたものにしようとする試みに取り組む財団、HHF (Harold Hunter Foundation)が開催するイベント“7th Annual Harold Hunter Day”がマンハッタンブリッジの下にあるL.E.S Skateparkで開催されるようです。
 経済的には決して豊かとは言えない状況でも、スケートボードや音楽を通して、仲間と共にある人生は楽しく、喜びに溢れたものであることを僕たちに示してくれたハロルド。そんな彼を愛する人々が集い、未来に希望を託す素敵なイベントです。丁度この週末はNYだという人は是非。

 私事ですが、'95年か'96年の夏、初めて訪れたニューヨークで僕はハロルドに会いました。Supremeにいた彼は僕に「おい、Zoo Yorkのカーゴパンツを買わないか?」って元気良く声をかけてきました。まあ必要なかったし、金に余裕のある旅でもなかったのでお断りしましたが、映像で見ていた通りの元気で騒がしい彼の自然な日常に関われたことが少しうれしかったです。そのあと滞在先のホテルの部屋でテレビを観ました。MTVチャンネルでは当時ヒットしてグラミーにもノミネートされたシンガー、ジョーン・オズボーンの“One of us”という曲のPVが流れていました。いいメロディの曲なので観ていると、そこにまたハロルドが現れました。驚きました。俳優などの活動もしていることは知っていましたが、いきなり現地のテレビでお目にかかれるとは思ってもみませんでした。今回紹介する映像のひとつがそれです。前半部分ですのでお見逃しなく。もちろん曲もいいですよ。
 生きていれば今年39歳、年も僕とほぼ変わらない。またどこかであって、こんな話がしてみたかったな。

--TH (Fat Bros)

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