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 もはや少し寒いくらいなのに、いつも「暑い」といってる無駄に熱い近所に…
──KRIS MARKOVICH

2013.11.08

 もはや少し寒いくらいなのに、いつも「暑い」といってる無駄に熱い近所に住む男からリアルにアツい情報をゲットしました。
 ここでも以前ご紹介した世界が認める、いや、認めざるを得ないリアルタフネス、マイク・ヴァレリーが現在所属する気鋭のスケートカンパニー、Elephant Brand Skateboards。そのチーム(彼らはそれをアーミーと呼ぶ)には、サンノゼが生んだ今は亡きスケートエンジェル、ティム・ブラウチの永遠の盟友であり、スラッピーマスターのジェイソン“THE KID”アダムス、そして「バーティカルは死んだ」と言われた'90年代に、特大のエアーを連発してその存在感を示し続け、現在のバーティカルシーンの再興に大きく貢献した二ール・ヘンドリックス、そしてスムースなスタイルでトランジションを意のままに操るOJ Wheels所属のRの魔術師、カイル・ベラードなどが席を並べるまさに少数精鋭ブランド。今回なんと、この精鋭部隊にあのクリス・マーコビッチが合流したとのこと。
 このクリス・マーコビッチを知らないという方のために僭越ながら簡単に彼のキャリアを紹介させていただくと、'90年代からスケートボードの歴史そのものといっても過言ではない老舗、G & S(ゴードン&スミス)からキャリアをスタートし、当時のトップクラスが集うエリートチームであった101(ワン・オー・ワン)へ。続いてFoundationを経た後、ジェレミー・レイらと共にColor Skateboardsの名を世界に知らしめ、続いて移籍したWorld Industries傘下のPrime Skateboardsでは、後に日本が世界に誇るテクニカルスケーター、岡田 晋の才能をいち早く見抜きチームに迎え入れる。その後はElement Skateboardsで最強チームの一翼を担った後、Crimson→Given→Blindとさまざまなカンパニーを渡り歩きます。
 ざっと記しただけでもとてつもないキャリアであることは一目瞭然ですが、この間に彼は数え切れないほどのビデオパートを残しています。今回紹介している4つの映像も、すべて1990年から2000年までの10年間にリリースされたものです。しかもそのすべてが、カンパニーがリリースしたビデオのトリを飾ったものです。さらに付け加えると、ここでは紹介しきれなかったG & Sと101の両方のビデオでもトリを務めています。101のビデオでは、あのエリック・コストンを抑えてのラストパートです。そしてこの間にもTWSのビデオや、スポンサーであったシューズメーカーなどがリリースしたビデオなどでも良質なフッテージを残しています。
 もうここまでくると超プロです。そしてまた今回、素晴らしいカンパニーとタッグを組んで僕らを驚かせてくれることに感謝感激雨あられ。ああ、もうとにかく彼の映像で高まってください。特にPrimeのビデオのラストトリックをまだ観ていないそこのキミ、パンパースを忘れるんじゃないゾウ。

--TH (Fat Bros)

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