今僕がこの原稿を書いている今日6月13日は、もういろんなところですでに告知済みなのでみなさんご存知だとは思いますが、いよいよフランスはボルドー発のMagentaの待望のフルレングスビデオ『Soleil Levant』のジャパンプレミアが、東京は中野ゼロホールにて開催されます。
このプレミアに伴い、フランスはもとより、アメリカはマイアミとボルティモアから、そしてここ日本からは大阪のスケートヘッズがこのプレミアのために集結します。そしてもちろん中野の巨匠、FESN代表TM(タイムマシーンじゃないよ)も参加します。
このプレミアに伴い、フランスはもとより、アメリカはマイアミとボルティモアから、そしてここ日本からは大阪のスケートヘッズがこのプレミアのために集結します。そしてもちろん中野の巨匠、FESN代表TM(タイムマシーンじゃないよ)も参加します。
今回の彼らの訪日に際して、スケートに関して言えば、何か特別に場所を用意して彼らを迎えることはしません。これは経費削減でも彼らのパフォーマンスに不安があるからとか、そういう次元の問題ではなく、彼らがもっとも彼ららしく表現できる場所、それが路上であるため、過剰な演出や型どおりのプランは必要ないのです。むしろそれでは彼らの真骨頂を僕らも楽しめないわけですから。今回紹介する映像をご覧いただければ納得してもらえるはず。そう信じています。
路上で出会える本物のプロスケーターたちに出くわすチャンスはなかなかありません。そして普段から路上での表現の面白さに気付いてしまっているスケーターたちには、最高のセッションのチャンスがこの週末あたりまでここ日本で与えられたわけです。「我こそは!」と路上を野生の勘で徘徊するもよし、「ここに来ないでどうする!」という素晴らしいスポットをご存じの方はそこで汗を流して待つもよし。
今回彼らも相当な覚悟と想いを内に秘めて来日しているんだと思います。彼らは、今回出会えるであろうすべてのスケーターに感謝と尊敬の念を持ち合わせています。言葉の壁など案外たやすいもので、会えばそれはおのずと感じ取れるはず。彼らがその壁を乗り越えて、私たちの文化に接してくれたように、我々も恥ずかしがらず、積極的に彼らの表現、そしてそこから生まれた文化をテーブルマナーなどお構いなしに、フルコースで堪能しましょう。
Bon appétit!(どうぞ召し上がれ!)
--TH (Fat Bros)