ジェイソン・リーはAirWalkのJimというスニーカーの白を当時よくチョイスしてました。正直このスニーカー自体はそんなにイケてるとは思いませんでしたが、彼のステキ過ぎるスケートがこのスニーカーの存在感まで高めてしまっている稀なケース。言っちゃうけど100%彼のおかげ。
白のハーフキャブといえばこの人でしょう。そして当時マイク・キャロルのスポンサーだったVansから発売された彼のシグネチャーシューズはHalf Cabのバージョンアップ版とも言うべきものでした。多分今でも大切に保管してるって人、けっこう多いはず。そのシルエットと重量感は唯一無二の存在感でした。詳しくはウェブで。
今は亡きハロルド・ハンターはスケートシューズもさることながら、それ以外のスニーカーチョイスが最大の魅力。NikeのAir Force 1やFilaなんかの(名前は忘れたけど)アフリカ系アメリカ人が好んで履くスニーカーを身に着けて真夏の摩天楼の下で颯爽とスケート。素直に憧れました。
最近(でも無いか)だとロブ・ウェルシュの白のチョイスが最強です。スケートのスタイルもセンスも言うことなし。おまけに某俳優、ブラッド・◯ット似の甘いマスクの持ち主にして長身。ジェラシーすら覚える彼のチョイスはスポンサーであるLakaiの白。ぶっちゃけこの人のおかげでLakaiは白いスニーカー相当売ったんじゃなかろうかと。
真夏の盛り、パピコが美味しい今日この頃、みなさんお変わりありませんでしょうか。お盆ということもあり、昨日あたりからお休みに入られた方も多いようですね。僕の街でも里帰りやお墓参りなど、みなさん各地に出向いているようで、少しばかり閑散とした雰囲気が漂っています。
さて、少し前の話になりますが、暑い夏のスケートをいくらか快適なものにしてくれるアイテムということで、お手製のショーツや白いタンクトップでのスケートをここで推奨しましたが、大事なものをひとつ忘れてました。それはズバリ、真っ白いスニーカー。
白は汚れやすいこともあり、ましてやスケートにおいて最も過酷な状況下にさらされる足回りのアイテムであることから、自分もそうですがどうしても黒っぽいものや、落ち着いたトーンの配色のそれをチョイスしがちですよね。でもこの季節にはやっぱりあの真っ白いスニーカーが恋しくなります。しかも最近ではどのシューズメーカーも定番アイテムのオールホワイトを外す傾向にあるようで、なかなかいいのが見つかりません。2年くらい前にVansのHalf Cabが20周年か何かの記念でオールホワイトを再発したときは迷わずゲットしました。デニムにもワークパンツにも相性バッチリで、アクション的にもマインドを高めてくれる点においても、大変いい働きをしてくれました。
てなわけで今回は、足元の白の存在感がひときわ光るマスターズたちの履きこなしのご紹介です。よく書店やコンビニなんかで見かける「夏の足もとはこれで決まり」みたいな出どころ不明の無責任な流行の類ではない、美意識と機能性のバランスが完璧な白いスニーカーの履きこなしに震えてください。
--TH (Fat Bros)