2011年11月12日。
ハンドレール&ハバレッジを中心としたスケートセクションが突如六本木ヒルズアリーナに特設された。
大阪大会での歓声の余韻が冷め止まぬうちに、G-SHOCKが仕掛けるマンモスイベントREAL TOUGHNESSの
東京大会が開催された。


 国内のトップスケーターたちが何をおいても参戦したいという一大イベントが、G-SHOCKプレゼンツのREAL TOUGHNESS(リアルタフネス)。それもそのはず、六本木ヒルズアリーナというメジャーな場所でのセッションというのみならず、ハンドレールやハバレッジを配置したスペシャル・セクションがストリートスケーターのチャレンジスピリッツを煽り立てる。
 普段は噴水などがある憩いの場として利用されている六本木ヒルズアリーナには今大会用にスケートセクションが特設され、国内外から招聘されたトップスケーター16名がしのぎを削る甘え無しのスケート・ジャムセッション。気になるライダーは、海外からはボビー・ウォレストとジェームス・キャップスの2名がゲストとして呼ばれ、迎え撃つ日本勢は前回大阪大会の覇者である山城正隆に大阪大会に参加者である松尾裕幸、我如古 亘、謝花明徳、砂川元気、伊芸雄一、森本泰斗。さらに今回初参戦となる村岡洋樹、金子次郎、瀬尻 稜、阿部涼太、今村昌良、三枝純也に高橋賢人の計14名。各自の個性を活かした素晴らしいパフォーマンスの応酬が行われ、会場に集まった大勢の人たちの目を釘付にしていた。気になる結果は、弱冠14歳というスケート部門での最年少にして、ビッグトリックを脅威のメイク率で連発していた瀬尻 稜。ラスト数秒でみせたバックサイド270オーリーからのリップスライドで、僅差で接戦していたボビー・ウォレストに差をつけ、見事優勝を手にしたのであった。