先日、“スローライフ”をテーマにしたフリースタイルの映像作品が3つ編集部に届きました。なんでもフリースタイルの普及、そして“スケートボードにはこんな楽しみ方もある”ということを知ってもらいたいとのことでした。
僕も’80年代にフリースタイルのボードを持っていたことをこの映像作品を観て思い出しました。当時はボードの形態がストリート仕様であろうとフリースタイル仕様であろうと関係なく、ただただスケートを楽しんでいました。滑ることができるフラットさえあれば何時間でも楽しむことができる。スケーターなら誰しも、そんな経験をしてきたのではないでしょうか。届けられたこの3つの作品は、そんな頃の自分を思い起こさせてくれました。
今日はストリートがスケートの主流となっているのは事実ですが、バーチカルやフリースタイル、またはスラロームなど、スケートの形はさまざまです。スケートの楽しみ方は人それぞれということを、今さらながら実感させられました。
ひとつ忘れてならないのは、フリースタイルがなければ今日のストリートスケートは存在しなかったということです。まずはこの3作品をご覧ください。そしてオンラインで過去のスケートビデオをディグって、フリースタイルの偉大さに感動してください。
--MK