先日、近所のつけ麺屋で鬼スラムをメイク。
酔っ払っているわけでもないのに、なぜかカウンターと椅子の
距離感を間違えてひとりでぶち転けた。若いカップルがドン引き。
体育会系風の店員たちも反射的に身を構える。
とりあえず店内の視線がすべて自分に向けられ、身体に穴があきそうだ。
妙な沈黙に耐えかねた新米風の店員が、とりあえず心配そうに俺に声をかける
「Da、大丈夫ですか?(汗)」
こういうシチュエーションではどういうリアクをとればよいのか ─
適当に苦笑いしながらその場をやり過ごそうかと一瞬考えるも、
もう一人の自分がNG信号を出す。(0.7秒経過)
オリジナルのリアクでウケを狙おうか、それとも逆ギレしようか(1.4秒経過)
で、結局オレが口走ったのは
「大丈夫、大丈夫、俺スケーターだから」(2秒経過)
なにかしらの答えを、店内にいた全員が待っていたようだ。
スケーターという言葉の意味を到底理解したようには思えないが、
とりあえず「大丈夫」という単語を聞いて安心したのだろう。
沈黙から一転、店内は明るい雰囲気に包まれ、
自分以外の店員と客とが会話をしはじめ、妙な一体感が生まれている。
「いやぁ〜床が滑るから気をつけないとね、あっはぁはぁ〜」
まあ、こんな日もある。
タマゴをトッピングしたつけ麺を食し、
足早に店を去った。
http://www.youtube.com/watch?v=gY4G_G2pyRo&feature=fvwrel
-KE




























