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台北シンドローム

オッケンと祥太にくっついて、先週台北へ行って来ました。
ひたすらムービーを回し続ける仕事で、途中足がもつれて
ぶちコケました。ビデオカメラをかばって転倒したので左肩があがりません。アウチ。

肝心なツアーの方はというと、毎度言っているかもしれないですが最高でした。
ライダーのスキルは今更自分が言うまでもないですが、ふたりの素晴らしいところは、
ペース配分というか、ツアー中の撮影の組み方をよくわかっていらっしゃる。
ツアー前半にラインを多めに量産してから、後半にかけてビッグめトリック
をやるみたいな。ストリートを流したり、ちゃんと休憩したり、スポットで
しっかり複合トリックをきめたりと、ツアー慣れしているというか、若いのに関心です。


台北では、短い期間ではありましたが色々なことを経験させてもらったり、勉強させてもらいました。
そんな中で、特に印象に残っているのが、タクシーに乗る度に、日本の演歌が聴こえてきたこと。
日本の芸能や文化に強く影響を受けていることは知ってはいたが、まさかタクシーに乗る度に
日本の演歌が流れてくるとは想像もしていませんでした。中には、日本人の客を油断させるための悪徳タクシーってのもいるみたいですが、さすがに汗だくのスケーター6、7人相手にボッたくろうなんて輩はいないだろうし…。

ギンギンに撮影で動いている中で、飛び乗ったタクシーの中から聞こえてくる日本の演歌は、はやる気持ちをいい感じに鎮めてくれました。
そしてなによりも、台湾で営みをする人々のハートの中を、少しだけ垣間見れたような気がした。クゥ〜アイ。


─KE

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