I'm so sorry, Jimmy…

ジミー・チャンはフィリー最盛期を支えたアジア系テクニカル。トリックの切れはまさにカンフースタイル。独特のスケッチースタイルも魅力的。
ジミー・アストルフォードはビッグトリックに安定感がともなうSDの正統派。まさにストロングスタイル。DCシューズのチーマネ兼フィルマーもこなす。
ジミー・チャドウィックは’90年代、Tree Fort Skateboardsに所属。ラインの途中にクラクション攻撃してくる車に必要以上に中指立ててるお茶目さん。
 
 
 今回はまず謝罪をしなければなりません。前回、Magenta Skateboardsでプロとしてのキャリアをスタートさせたザック・ライオンズをみなさんに紹介した際に、彼をアメリカ人として初のプロと紹介してしまいました。
 これは大きな誤りで、冒頭のタイトルでもうお分かりの通り、本当のMagentaのアメリカ人初のプロはジミー・レイノンというスケーターです。僕自身も彼のシグネチャーに乗ったし、自分が勤める小さな店のウォールにも彼のシグネチャーが掲げられているにもかかわらず痛恨の凡ミス…。灯台もと暗しといいますか、何を言っても言い訳ですね。ジミー本人はもちろんのこと、Magentaならびに関係各位のみなさま方、そして興味を持ってここをチェックしてくれるみなさんに誤った情報を提供してしまったこと、深くお詫び申し上げます。以後こういうことのないよう、緊張感と責任感を持って取り組む次第であります。
 そんなわけで今回は、過去に活躍したジミーたちのスケートを振り返り、彼らと僕の歴史を再構築しつつ、来月に発表されるMagenta待望の新作映像『Soleil Levant』でお披露目される、ジミー・レイノンのフルパートに思いを馳せましょう。

–TH (Fat Bros)

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