まだまだ残暑きびしい夏の日々、みなさんいかがお過ごしでしょうか。こんな時こそ水平線輝く海に出かけてみたり、山間の冷たい清流を訪ねてひと泳ぎなんていいですね。もっと手っ取り早い夏のオアシスといえばプールですね。やれウォータースライダーやら流れるプールやらではしゃぎ倒してみたり、はたまた女性たちのカラダを被う華やかな水着を勝手に審査して、さらにはその内側に隠れた肢体に想いを馳せてみたりと、愉しみは尽きません。
　しかし、そんなプールの愉しみ方をよそに、気持ちよいライディングの追求に余念が無いのがスケーター。限られた狭い空間の中で、その想像力を遺憾なく発揮して、老いも若きも水の無いプールで見事に泳いでしまいます。水も無い、ビキニも滑り台も無い…。それでも、いや、だからこそのプールの愉しみ方を知っている人種はきっとそう多くはありません。
　さあ、空になったプールへ泳ぎに出かけましょう。

–TH (Fat Bros)