先日公開されたエリック・ウィンコウスキのShibuya 14でのスイッチトリックに度肝を抜かされたって人も多いでしょう。自分もしばらく仕事に手がつかなかったってのはここだけの話。それにしても某学院や六本木ハバに続き、Shibuya 14が世界に誇る東京のアイコンスポットになるなんて、10年前には誰が想像したでしょうか。
Shibuya 14を世界デビューさせた立役者は言うまでもなく(言ってる)池田大亮(バックスリー)。そこから国内外の猛者たちがスーパートリックをメイクし続けワールドフェイマススポットとしてその名を昇華させていくのですが、ここで素朴な疑問が…。「最初に跳んだやつ誰やぁ〜」ってことで情報網を駆使してリサーチしたところ、過去にはノーメイクのオーリーアテンプトは何人かいたみたいだけど、ファーストメイクはまさかの景山武士(オーリー)。吉祥寺界隈の高校生を中心に構成されたCovenience Crewのビデオ『BYE』(2016年)に動かぬ証拠が収録されております。
難攻不落のShibuya 14を最初に落としたのが生粋のストリーターではない男だってのが驚きですが、こちらもある意味有名な某宗教ビルの変形Rスポット(最近ベストトリックが某氏によって更新)での筆下ろしも(ドロップイン)景山武士だそうです(本人談)。
ってことで、景ヤーマン武士には一円にもならないけどヴァージン・キラーの称号を正式に与えたい。ビデオタイトルが卒業式にかけた『BYE』だったのは単なるオレのこじつけでありますが、この機会に隠れ名作ビデオをフル尺由美子でご堪能ください。
─KE










