New Balance Numericのインスタをチェックしてる人ならもう知っているはず。山附明夢が最新モデル770のグローバルキャンペーンに登場しています。ということで今回はこの770を軽くディグってみました。
本モデルの元ネタはCXT770。'80〜'90年代のクロストレーナーブームから生まれた1足で、当時はテニスプレイヤー御用達の定番シューズだったとか。それが30年の時を経て、スケート仕様にアップデートされて復活。クラシックな雰囲気はそのままに、最新のテクノロジーが盛り込まれています。
注目したいのは、ヒールをガッチリ支えつつミッドソールを2層構造にして安定感を出すIntegrated Counter Reinforcer Footframe System。トゥキャップは0.8mmのTPRで二重補強されていて耐久性もバッチリ。さらに成形PUインソールでクッション性と履き心地を確保し、内蔵ストラップでフィット感も文句なし。仕上げには'90年代を想起させるNumericのロゴがタンに配置され、デザイン面でも存在感を発揮しています。
要するに、770はオリジナルのCXT770のDNAを受け継ぎつつ、現代のスケートに対応する1足。テニスコートからストリートへと舞台を移し、新たな歴史を刻み始めています。そしてその性能を証明しているのが山附明夢のスケーティング。オリジナルのCXT770と新作770を見比べながら、彼を起用した広告やInstagramにアップされたワントリックをチェックしてみてください。この770がNumericの新たな定番モデルとなる日も、そう遠くないかもしれません。
—MK
