場外乱闘勃発。スティービー・ウィリアムスがエリック・コストン(Nike SB)にガチ切れ。コストンを名指しで「Goofy Shit(ふざけた野郎)」「Culture Vultures(偽文化人)」とかなりご立腹。
ことの発端は現在発売中のNike SB × Air Max 95のキャンペーン動画とスローガン。「コストンは当時Air Max履いてスケートしてへん、スローガンになっている“RUN. SKATE. CHILL.”はオレのパクリやんけ!」とはスティービーの弁。というのも、1999年に公開されたTWS『Reason』のスティービーのパートのイントロで、本人が「RUN. SKATE. CHILL.」と2度も連呼しております。
Nike SBからのキャンペーン動画ではコストンが'90年代とAir Maxについて当時を振り返る話がされているのですが、スケートのときに履くのはもったいないからオフスケートシューズとして愛用していたことを語っております。しかし動画内でしれっとスティービーのAir Max着用スケートフッテージが挿入されているあたり、“RUN. SKATE. CHILL”が確信犯的にスネークされている感は否めません。
そもそもキャンペーンスローガンをコストン自身が発案したわけはなく、動画も含めマーケティングチームが作ってるであろうから、コストン本人を名指しで非難するのはお門違いな印象を受けるけど…。元DGK(後に出戻りした)のロドリゴ・TXがNumbers Editionにスネークされたりと両者の間にもともとテンションがあったって過去も少なからず影響しているのかも。
どちらにせよNikeがスティービーに金銭的なロイヤリティか事前に何らかの形でリスペクトの念を伝えていれば状況は違っていたのかもしれません。外野から見ている自分には1mmも関係ないことではあるけど、大手企業のキャンペーンスローガンが丸パクリで、なんでもアリの昨今の風潮もまた「JUST DO IT 」ってか。
—KE









