存続の危機に瀕していたフィラデルフィアの聖地Muniがついに正式な復活を遂げます。LOVEをはじめとする象徴的なプラザが再開発で次々と姿を消してきただけに、これはスケートコミュニティにとって単なるニュース以上の意味を持ちます。今回の復活は決して行政の気まぐれではなく、ローカルスケーターたちの長年にわたる執念が勝ち取った大きな勝利。
彼らはまず高速道路の高架下にDIYでパークを建設することから始め、行政との協力体制や公共スペース活用のノウハウを地道に蓄積しました。その実績を武器に、Muniの改修計画が浮上するとプロジェクトマネージャーや市当局と正面から対峙。公聴会への出席やデザイン案の検討を重ね、スケートがいかに街を活性化させるかを論理的に説き続けました。その情熱が実り、完成した新しいMuniには元のベンチやLOVEから救出されたグラナイトが組み込まれ、スケートと都市景観が調和する空間が誕生。
こうした成功例はかなり心強い事実。熱意と正しいアプローチさえあれば、スケートと都市は決して対立するものではなく共存できるという何よりの証明。フィラデルフィアのスケート遺産の保存に成功したシーンのさらなる盛り上がりを楽しみに見守りたいと思います。
—MK















