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厳罰化へまっしぐら!?
──危機感

2021.04.01

 ここ連日、ネットニュースを見れば出てくるのがスケーター関連トラブルの記事。その内容といえば主にスケート禁止の場所で滑っていたり器物損壊系といったところ。以前では稀だったそんな報道ですが、最近のニュース頻度は一線を越えているというか、このままだとシャレにならない事態に陥りそう…なんて思ってしまうのは自分だけでしょうか?
 自分が持つ危機感とは、スケーターの迷惑行為を告げる報道が加熱することにより「スケーター=悪」という認識が刷り込まれ一般化してしまうこと。最悪なパターンは、スケーターへのヘイトが加熱することにより「スケートボードは碌なもんじゃないから日本社会から排除しないとね」という世論が形成され、厳罰化へと向かっていくというシナリオ。「そんな大げさな…」なんて思っているアナタ。重大事故を契機に飲酒運転厳罰化への世論が高まり、道交法は改正されたということが過去にありました(世論で法が変わる)。
 慰霊碑台座を傷付けたという記事や、警備員や警察と揉めているSNS(撮影する前に止めに行かなきゃね)を見ると「スケーター=反社会的存在」と言われてもしょうがないんじゃないかなと。もちろんそんなのはごく一部ですが、その一部がマスメディアにフォーカスされてしまうと、シーン全体のイメージまで悪くなってしまうのもまた事実。
 ではどうすればいいのか? それはスケーターひとりひとりが意識を高く持って、ヘイターが付け入る隙きを作らないことが重要。ビッグブラザーに監視されるディストピアはナンセンス。みんなが好きな場所で好きなようにスケートボードを楽しむ権利を獲得するために、キチンと考えて行動しなければならないのでは…と思う今日この頃でございます。

—TM

 


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