先日、Poetsから“Peep Show”が公開されました。言わずと知れたジーノ・イアヌーチのブランドの1stビデオだけに期待度も自然とUP。その内容はまさにジーノらしさ全開の仕上がりでした。
というのもチームに所属するジョーダン・トラハンとヤジェ・ポップソンのパートが軸となっていてそれぞれ文句なくヤバいのですが、注目したいのは脇を固めるゲスト陣の顔ぶれ。'90年代初頭に所属したBlack Labelのボスであるジョン・ルセロを筆頭に、'90年代半ばの盟友ジョーイ・サリエル、シャイロ・グレイトハウス、そして故ゲイブリエル・ロドリゲス。さらにChocolate時代の仲間であるリック・ハワード、チコ・ブレネスにガイ・マリアーノ。近年コラボを果たしたティアゴ・レモスに現チームメイトのブレント・アチリーまで名を連ねる、まさに豪華絢爛な布陣。
このゲスト陣のラインナップからも、ジーノが30年以上のキャリアで築いてきた人間関係やリスペクトの深さがにじみ出ています。トラハンとヤジェのパートに加えて、仲間たちのクリップも本作の見どころのひとつ。強いてひとつ贅沢を言えば、最近のジーノ本人の映像と、101時代の盟友ナタス、そして3度目のチームメイト(Black Label、101、FA)となるディルのクリップも観たかったところ。
なにはともあれPoetsの世界観とジーノの美学が凝縮された記念すべき第一歩。まだ観ていない人は、この機会にぜひチェックしてください。
—MK










