先日発売されたPlan Bの新作映像『TRUE.』はご覧になりましたか？ 内容については観てのお楽しみですが、いやはや超人なスケートボーディングの連続に、改めてスケートの可能性とその未来に期待をおぼえるのと同時に、まさに身を削る思いでスケートボードの限界に挑み続ける若きスケーターたちの姿に尊敬と感謝です。
この銀河系常勝集団Plan Bの作品には、思えばずいぶん驚かされてきました。間違いなくスケートボード史の新たな1ページとなった作品、『The Questionable Video』が発売されたのは1992年。もう22年も前のことですが、初めてこの作品を友人宅で観たときの衝撃と興奮は今でも忘れることができません。それまでの自分が漠然と抱いていた「スケボー」が持つ能力と可能性を、この作品に登場するスケーターたちのパフォーマンスはあっさりと覆し「スケートをするっていうことは生半可なことじゃないんだぞ！」というお叱りを受けたような気がしました。そしてこの作品を観てからは「スケボー」って言葉でそれを形容することに抵抗を感じるようになり、このころから仲間とスケートに出かけるときには、それまでの「スケボーしようぜ」じゃなく、「スケートしようぜ」に変わりました。ただそうかっこつけてみてもやってることはなんら変わらなかった気がしますが、気持的にはひとりのスケーターとして、ある種の禊を受けたような感覚。それがPlan B作品とのファーストコンタクトの思い出です。
そんな往年の名作に勝るとも劣らない、今回発売されたこの『TRUE.』をスケートバイブルに、さらなるヤングスケーターたちが世界中を駆け回る日はそう遠くないはず。サンタ様、それまではどうか、夢見る大人でいさせてください。
この銀河系常勝集団Plan Bの作品には、思えばずいぶん驚かされてきました。間違いなくスケートボード史の新たな1ページとなった作品、『The Questionable Video』が発売されたのは1992年。もう22年も前のことですが、初めてこの作品を友人宅で観たときの衝撃と興奮は今でも忘れることができません。それまでの自分が漠然と抱いていた「スケボー」が持つ能力と可能性を、この作品に登場するスケーターたちのパフォーマンスはあっさりと覆し「スケートをするっていうことは生半可なことじゃないんだぞ！」というお叱りを受けたような気がしました。そしてこの作品を観てからは「スケボー」って言葉でそれを形容することに抵抗を感じるようになり、このころから仲間とスケートに出かけるときには、それまでの「スケボーしようぜ」じゃなく、「スケートしようぜ」に変わりました。ただそうかっこつけてみてもやってることはなんら変わらなかった気がしますが、気持的にはひとりのスケーターとして、ある種の禊を受けたような感覚。それがPlan B作品とのファーストコンタクトの思い出です。
そんな往年の名作に勝るとも劣らない、今回発売されたこの『TRUE.』をスケートバイブルに、さらなるヤングスケーターたちが世界中を駆け回る日はそう遠くないはず。サンタ様、それまではどうか、夢見る大人でいさせてください。
--TH (Fat Bros)
