1981年にスケートの聖地サンフランシスコで創刊され、その後全世界に棲息するスケートボーダーの教典となった月刊誌Thrasher Magazine。スケートボードカルチャー全般はもちろん、それに伴うアンダーグラウンドな音楽情報や、国や地域を問わないスポットやシーンの紹介、スケーター目線の独自な見解で綴られるコラム、そして何より毎号のカバーに代表される、現場の臨場感をダイレクトに感じさせてくれる真に迫った写真の数々、それらすべてがスケーターとして生きるための座標軸であり道しるべです。ここVHSMAGを訪れるみなさんには必要のないアドバイスですが、もしどなたかイケてる(負の要素含め)スケーターとして在るべき姿を模索している人は、まずスケートして、このThrasher Magazineを読み漁ってみてください。もれなくイケてる(くどいようですが負の要素含め)スケーターになれます。
そんなスケーターのことを、一昔前のとあるファッション誌の編集者(多分こいつはスケートしないしThrasher Magazineの存在意義を知らない)が、「スラッシャースタイル」とかいってファッションのいちジャンルみたいに紹介していた時がありました。具体的な特徴としては、腰穿きで裾を引きずってるダボっとしたパンツに、おじいちゃんみたいなネルシャツ、そしてこれまたおじいちゃんみたいなニットの帽子をかぶってスケボーしてる人。そしてニット帽子にはThrasherのロゴ、みたいな。なんとも滑稽なお話です。なんでいまさらですが、改めてはっきり否定しましょう。
彼らはスラッシャーじゃなくてスケートボーダー。Thrasherは彼らの教典で、時に絶妙なフロントサイドグラインドをメイクする人。それは決してファッションのジャンルでもファッションアイテムでもない。Thrasherのロゴの意味とそれを彼らが身に着ける理由は、世界中にいる仲間たちとの連携の証。究極的には無意識下における個々の布教活動の一環。しょうゆうこと。
そんなスケーターのことを、一昔前のとあるファッション誌の編集者(多分こいつはスケートしないしThrasher Magazineの存在意義を知らない)が、「スラッシャースタイル」とかいってファッションのいちジャンルみたいに紹介していた時がありました。具体的な特徴としては、腰穿きで裾を引きずってるダボっとしたパンツに、おじいちゃんみたいなネルシャツ、そしてこれまたおじいちゃんみたいなニットの帽子をかぶってスケボーしてる人。そしてニット帽子にはThrasherのロゴ、みたいな。なんとも滑稽なお話です。なんでいまさらですが、改めてはっきり否定しましょう。
彼らはスラッシャーじゃなくてスケートボーダー。Thrasherは彼らの教典で、時に絶妙なフロントサイドグラインドをメイクする人。それは決してファッションのジャンルでもファッションアイテムでもない。Thrasherのロゴの意味とそれを彼らが身に着ける理由は、世界中にいる仲間たちとの連携の証。究極的には無意識下における個々の布教活動の一環。しょうゆうこと。
--TH (Fat Bros)