カントリーマアム

 イギリスのスケートメディアGreyより、自分的にタイムリーな動画が先日編集部に届きました。“Land”と題されたイギリスの片田舎を舞台にしたミニビデオ。美しい景観に囲まれたスポットだったり、とりたてて目を引くようなモノがない辺鄙なスポットだったりで、創意工夫された滑りが収録されています。
 いわゆる自分は江戸っ子ってやつで、祖母は二世帯住宅の実家の隣に住んでいるので、帰省先が地方にありません。それはまだ小学生だったころ、お盆や正月になると帰省していくクラスメイトの、どこどこの山や海に行ったとか、当時は聞いたこともないような地方都市で休暇を終えて戻ってくる仲間の小さな武勇伝を羨ましく思ったことが多々ありました。もちろん都内での生活に不満はなかったし、家族旅行なるものであちこち連れて行ってもらった経験もありますが。
 中学に入ると運良くスケートボードに出会い、紆余曲折しながら今に至るのですが、ツアーや撮影トリップを除いては基本スケートボードは生活圏である都内を中心に行ってきたわけです。街中に点在するスポットをクリエイティブに攻略するのがストリートスケーティングの根幹であり普遍的な美学であることに揺るぎありません。ただ、ストリートスケーティングは都会であることに限定されるほど狭量ではありません。自分の周りにある環境(テライン)を活用し自由に表現すればいい。高層ビルの下でも海岸沿いでもだだっ広い駐車場でも、肝心なのはそのスケート本来の動きの美しさ(クオリティだったり完成度だったり)を追求することにあると解釈しています。地方にいれば都会的な、都会にいれば地方的な映像を観たり・撮りたくなったりの衝動に駆られたりするのも、結局のところ、ないものねだりの繰り返しなのかもしれない。とまあ今回は、都会の生活に疲れ気味のVMインターンの戯言でした。みなさん良いお年を。

–KE

 

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