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「世界一のジャズプレーヤーになる」 この漫画とスケートボードとの共通点とは?
──BLUE GIANT

2017.11.15

 突然ですが、みなさん『Blue Giant』を知っていますか? 現在続編の『Blue Giant Supreme』がビッグコミックにて連載中のジャズ漫画です。20代半ばにジョン・コルトレーンを聴いて以来ジャズに夢中の自分ですが、自分がジャズ好きだということを差し引いてもこの漫画はオススメっ! ということで、今回はこちらをご紹介。
 紹介とは言いつつも、ここで内容を分析してあれこれ批評するのは柄じゃないし好きじゃないので、あくまでもこの作品で自分が心打たれる部分のみを今回はざっくりと。一言で言うと『Blue Giant』はジャズミュージシャン(サックスプレーヤー)を目指す主人公をフォーカスした青春漫画。ジャズファンがニンマリしてしまうようなミュージシャンや曲名、キーワードが随所に散りばめられていますが、大切なのはそんなことではありません。自分がこの漫画で一番胸に響くのは「世界一のジャズプレーヤーになる」という主人公の決してぶれない強い気持ちと、その夢を実現するためのひたむきな努力…これに尽きます。そして少々強引ですが、そのふたつの要素はスケートボードにも通じるのでは? なんて感じてなりません。学生時代から日本国内での活動を捉えた『Blue Giant』(全10巻完結)を経て、日本を離れドイツで孤軍奮闘の模様を描く続編『Blue Giant Supreme』が現在連載中。頂点を目指すため、日本から海外へ進出するのもこれまたスケートボードとの共・通・点。もし、主人公が手にしたものがテナーサックスではなくスケートデッキだったら…なんてことを夢想せずにはいられません。
 ということでこちらの『Blue Giant』&『Blue Giant Supreme』。将来に対する漠然とした不安を抱えた若者たちにこそオススメです。ちなみに自分の若かりし頃の野望は「好きなことをする」。ここまで、なんだかんだうまくやれているような気がします。

--TM

 

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