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目を背けてはならない
──CHERNOBYL

2021.01.05

 年末年始はいつもに増して暇なので、TVシリーズものや連続ドラマを目通しするのが自分的恒例事項。一昨年は『東京ラヴストーリー』、昨年は『北の国から』を観たので、今回は「洋モノでイクっしょ」ってことで選んだのがHBO制作の『チェルノブイリ』。未曾有の大惨事となった旧ソビエトの原発事故(1986年)をリアルに描いた再現ドラマ(全5話)。いままで観てきたチェルノブイリ関連の映画、ドラマ、アニメなどとは比べ物にならない圧倒的なリアリズムに満ちた社会派ドラマに大満足。大勢の犠牲者を出した大事故なので適切な表現ではないかもしれないけれど、作品として面白い(素晴らしい)。隠蔽を図る国家に翻弄される科学者の葛藤が忠実に描かれており、月並みな表現になるけど「息つく暇もない」。最近骨太な映画(ドラマなど)に出会えてなくてモヤモヤしていただけに、年始からずっしりと胸に響く内容にぶち上がり。同時に、原爆や原発などの事故を度々経験してきた日本人のひとりとして、深く考えさせられる作品でした。
 目を覆いたくなるような凄惨なシーンもありますが、もっとも怖いのは原発事故を引き起こした最大の要因が、人間(人災)だってこと(恐ロシア)。“ チェルノブイリには行きたくねぇ、あの娘とキスをしたいだけ、こんなにちっぽけな惑星の上〜 ♪ ”

─KE

 


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