「VHSMAG内でスケート以外のネタもやって欲しい」という声がけっこうあったので、これといったタイミングもなく最近スタートした新企画“Life Hack”。かなり個人的なネタが中心になるかと思いますが、スケボーサイトの箸休め的な感じでおつきあいください。自分の場合これといった趣味もないので、映画ネタが多くなるかと思いますが。
　最近、暇を持て余していたので、旧ソ連の原子力潜水艦をテーマにした映画を2本続けてレンタルしました。『レッド・オクトーバーを追え！』と『K-19』。前者はフィクションで後者はノンフィクション（かなり脚色されているだろうけど）。どちらも久々だったので、あらすじは覚えていたけどわりとフレッシュな感覚で楽しめました。
　『K-19』は原子炉の冷却装置が壊れて（そもそもそこ突っ込みどこなんだけど）対処に奮闘するって話ですが、監督が『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグローとありリアリティがすごい。リーアム・ニーソンも適役過ぎッス。一方、『レッド・オクトーバーを追え！』はショーン・コネリーが艦長ってところでいきなり緊張感がない。でもって「アメリカで釣りがしたい」って理由だけで原子力潜水艦で旧ソ連から東海岸に乗り付けて亡命しようって話。突っ込みどこ満載だけどハリウッド映画らしいスケールのデカさとテンポのいい展開は見応えあり。ということで、なんの脈略もなく旧ソ連の原子力潜水艦を扱った映画2本の話でしたが「暇だし映画でも観るか」なんて考えている人がいればチェックしてみてください。
　そういえば結構前に、ロシアの潜水艦が沈没して乗組員100名以上が亡くなった悲惨な事故があったことを思い出しました。機密情報が漏れるとかの理由で、諸外国の支援の申し出を断ったってやつです。お、おそロシア…。

─KE