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犯人を吊るし上げろ!!
──ガラパゴス

2020.02.24

 ローカルスケーターたちの長年のロビー活動の成果か、はたまた政治家の若者への人気取りか。日本では雨後の筍のようにスケートパークが林立中。まるで海外!? という豪華なものもあれば、路面のいい広場に手作りセクションを設置なんてところもあり規模はさまざま。ストリートの締め付けが厳しくなってきた昨今、やっぱりパークが増えるのはスケーターにとって大いなるメリット。いまもいろんな場所で続々パークを建設中ということもあり、これからがますます楽しみです。
 と、パークが増えるのとどうしてもできるのがイケてないパーク。「なんでこんな設計なのよ…」ってのができたりするのがジャパン流。
 いろんな人の話を聞いた結果、微妙なパークができる要因ってのがなんとなく推測できるようになってきました。それは自治体や事業主と施工業者の中間に入る“アドバイザー”的存在。スケートのことを知らない自治体や事業者にイロハを伝授する役割ですが、ここがイケてる人だったらパークのデザインもいい感じになるだろうし、微妙なセンスの人だったら微妙な感じの設計になってしまうのかと。もちろん、さまざまな事情や建築や防災法の縛りもあることと思います。また、施工業者がスケートのことを知らないって場合もあるでしょうし、イケてる業者が微妙だとわかっていても作らざるを得ないという場合もあるでしょう。
 みなさんの地元に「パークができる」なんて噂を聞いたときには、まずどんな人物が間に入っているか、どんな業者が施工するのかチェックしてみてはいかが? それによって自治体に陳情したり本人に直接掛け合ったり…いろんな対応が考えられるのではないでしょうか?

—TM





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