春は出会いと別れの季節と言いますが（というかもう夏っぽいですが）、ふとスケート業界を見渡してみると、今年の春から今に至るまでさまざまな出会いと別れがありました。そうです。アメリカのトップスケーターたちの移籍が数多く行われていたのです。
　ということで、今回のRANDOMでは、最近行われた海外のライダーたちの移籍についてざっくりとまとめてみようかなと。

　まず最初にびっくりしたのが、4月中旬に突如として発表されたブランドン・ウエストゲートのElementへの移籍。イーストコーストを拠点とし、レペゼンNYの代表的ブランドに在籍していただけに、ウェルカムビデオを見た時はぶったまげました。つづいて、その約1ヵ月後に発表されたクリス・コールのPlan Bへの移籍。Black Box Distributionのゴタゴタを経てその動向が伺われていたクリス・コールだけに、こちらは妙に納得したのを覚えています。そのふたりのビッグニュースの影でしれっと移籍を果たしていたのがトム・アスタ。こちらもBlack Box Distribution傘下のMysteryから、晴れてSanta Cruzに新加入。間違いないスキルの持ち主ですので新天地での活動が期待されます。さらに、イーストコーストのドープなスケーターであるサイラス・ベネットのPolar Skate Co.への移籍についで、ついこの間発表されたのがマクランク3兄弟の末っ子として知られるテイラー・マクランクのMysteryへの新加入。こちらはMystery復活の狼煙を上げるに相応しいグッドニュースとなりました。

　ということで、以下からそれぞれのウェルカムパートをチェックして、ライダーたちの新天地での活動に期待してみてはいかがでしょうか？

--TM